『スパイナル・タップ』続編が9月公開へ

THIS IS SPINAL TAP, ROB REINER, CHRISTOPHER GUEST, 1984
『スパイナル・タップ』(1984)に出演するR・ライナーとC・ゲスト 写真:Courtesy Everett Collection
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ブリーカー・ストリート社がカルト的人気を誇ったコメディ映画『スパイナル・タップ』(1984)と、その続編となる『Spinal Tap II: The End Continues(原題)』(以下『スパイナル・タップ2』)の米国での国内配給圏を獲得したそうだ。

第1作で監督・脚本を務めたロブ・ライナーが第二作でも引き続きメガホンを握るほか、同作の主役となった架空のメタルバンド「スパイナル・タップ」のメンバーを演じたクリストファー・ゲスト、マイケル・マッキーン、ハリー・シーラーの三人も戻ってくるそう。プロデューサー向けに告知されたあらすじによれば、続編は第1作の終了後から15年後にバンドが最後のコンサートのために再結成するところを描くのだとか。

そんな『スパイナル・タップ2』はアメリカで9月12日の公開が予定されている。監督のライナーも前作に引き続き架空のドキュメンタリー監督、マーティン・ディベルギー役として自ら出演するほか、エルトン・ジョンやポール・マッカートニー、ガース・ブルックスなど豪華な顔ぶれがカメオ出演することも決まっているそうだ。

『Spinal Tap II: The End Continues(原題)』予告編

 ブリーカー・ストリートのアンドリュー・カーペンCEOとケント・サンダーソン社長は同シリーズの国内配給圏獲得に際して次のようなコメントを発表している。

「ロブ・ライナー監督や『スパイナル・タップ』の制作者である素晴らしい方々と働くことができる機会に恵まれたこと、そして多くの人々の共感を呼んだ作品に参加できることを大変光栄に思っています。『スパイナル・タップ』は単なる映画にはとどまらず、モキュメンタリーというジャンルを開拓し、映画界と音楽界の両方に消えない足跡を残したカルチャーにおける第一歩です。『スパイナル・タップ2』を通してこの世界に戻ることは、第1作のレガシーを祝うと同時に、新しい観客と従来の熱心な観客の両方にとって新鮮なものを創造する特別なチャンスとなるでしょう」

同社は『スパイナル・タップ2』の公開に先駆けて、今夏に第1作のリマスター版を公開する方針でもあるそうだ。なお、『スパイナル・タップ2』にはゲスト、マッキーン、シーラーの3人に加え、ポール・シェイファー、フラン・ドレシャー、ニーナ・コンティやクリス・アディソンらも出演する。

公開が待ち遠しい。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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