アンソニー・マッキーが子育てにおいて意識する「男らしさ」の意義

男らしさの死を通して息子を育てるアンソニー・マッキー
A・マッキー 写真:Emma McIntyre/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images
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主演作『キャプテン・アメリカ:ブレーブ・ニュー・ワールド』でスターとしての地位を確固たるものにしたアンソニー・マッキーにとって現在、いちばんの関心事は子育てのようだ。

マッキーは元妻のシェレッタ・チャピタル(2018年に離婚)との間に設けた4児の父親でもあるが、そんな彼は最近出演したポッドキャスト番組で自身の子育てに関する持論を語った。

「私はうちの子達に『謙虚であれ』と言い聞かせていますね。彼らにエア・ジョーダンを買い与えたこともありませんし、SNS上のくだらないコンテンツも見せません。息子達には『父さんは世界で一番のスターかもしれないんだから、それに相応しい息子としてバカな真似はしないでくれ』と言っています」

そんなマッキーの言いつけを子供達も理解しているようだ。「長男は最近になってわかってくれたみたいで、弟に『おい、父さんを怒らせるなよ』って言ってますね。そんな感じで上の子が理解してくれれば、ひとりでに彼が下の子の見本になってくれるんです」

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更に、マッキーは子育てにおいて正しく子供達をしつけることの重要さを強調し、次のように語っている。

「ここ20年ほどのことでしょうか。アメリカには『男』がいなくなったとよく言われているでしょう。私たちの社会はどういうわけか家庭やコミュニティから模範的な『男性』を消し去ってしまったんです。ですから、私はうちの子達を『男』として育てようと思っています。これに関しては色んな意見があるかと思いますが、とにかくそういうことです」

実際にマッキーは息子達が2歳の頃から口を酸っぱくして、「『ありがとう』を忘れないこと」、「女性のためにドアを開けること」、「母親を大事にすること」などの教えを言い聞かせてきたようだ。更に彼は現在15歳となった長男とのエピソードも披露してくれた。「いつも私が仕事で家を留守にするとき、いちばん上の15歳の息子とは一家の大黒柱として『戸締りをしっかりして、目覚ましを忘れないこと。それと毎晩寝る前と起きた後には父さんに電話する』ことを約束しています。男性としてそのようなことがしっかりできるというのは素晴らしいと思いますね」

一躍スターとなったマッキーだが、「家族を守ることができなければ、『お金』や『名誉』も意味はない」というのが彼の持論だそうで、彼の思い描く「男らしさ」はその意味で「そういう(名誉や財産を強調する)『アメリカの男らしさ』という考え方とは違う」のだそう。

映画でもアメリカの模範となるヒーローを演じたマッキーは、家庭でも紳士を育てるべく一家の模範として奮闘しているようだ。

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 ※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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