北村匠海、映画『クレヨンしんちゃん』の仲間入りに「カスカベ防衛隊の一員になれて感慨深い」

左より、オズワルド(畠中、伊藤)、北村匠海、戸松遥、小林由美子、しんのすけ
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人気アニメーション映画シリーズの最新第31作『クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』の完成披露試写会が7日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。野原しんのすけ役の小林由美子をはじめ、ゲスト声優を務めた俳優で歌手の北村匠海、お笑いコンビのオズワルド(伊藤俊介、畠中悠)、戸松遥が上映前の舞台挨拶に登壇した。

恐竜を現代によみがえらせたテーマパーク「ディノズアイランド」から逃げ出した赤ちゃん恐竜のナナをめぐる、しんのすけたちカスカベ防衛隊と野原一家の大冒険が描かれる。北村は、ナナの秘密を知る生物学研究者のビリーを演じ、「僕をイメージして描いてくれたので、二つ返事でお受けした。子供の頃から見ていたしんちゃんの世界に、大人になってからカスカベ防衛隊の一員になれたことは感慨深い」と相好を崩した。

北村匠海

映画は家族でよく見に行っていたそうで、中でもお気に入りは2003年『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』。「あの映画で骨付きカルビを初めて知って、家族で食べに行ったことを思い出しました」と語った。そして、「お子さんだけでなく親御さんも一緒に楽しめる。夏休みのいい思い出にしてほしい」と呼びかけた。

オズワルドの2人はディノズアイランドの従業員役で、特に伊藤は大ファンを公言し「映画第1作のハイグレ魔王というワードが面白すぎて、その部下のTバック男爵など好きなキャラクターがいっぱい。中でも埼玉紅さそり隊が好きなので、彼女たちを主人公にした映画を作ってほしい」とオタクぶりをアピール。畠中も「しんちゃんは映画だと特に大人もハッとするような核心を突く言葉を発する格好良い」としんのすけを持ち上げた。

戸松遥(左)しんのすけ(右)

これには、しんのすけ(小林)も「オラのことそんなに褒めてくれるなんて~。ありがとござまーす」と感謝。そして、「今回出てくる恐竜たちはCGではなく全て手描き。しかも、福井県立恐竜博物館の全面協力による最新の情報で、監督、スタッフの情熱、執念がぎっりし詰まっています。さらにボーちゃんが恐竜好きなので、いつもより早口になっています」と見どころを指南した。

『クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』は、8月9日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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