ソニーグループ、急成長するアニメ分野への投資を強化
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ソニーグループは、ラスベガスで開催された家電見本市(CES)で、アニメ事業を将来の成長戦略の柱として位置づけることを発表した。アニメはかつてはニッチなコンテンツ分野だったが、アナリストらに日本で最も収益性の高い文化輸出品の一つとして印象づけ続けている。
ソニーのクランチロールは2020年の加入者300万人から2023年7月には1500万人以上に成長。今年は、アニプレックスとソニー・ピクチャーズと共同で『鬼滅の刃 無限城編』の3部作を世界展開する予定だ。前作『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は北米で4950万ドル、世界で4億7300万ドルを記録し、日本のアニメ映画として最高興行収入を達成している。
日本アニメーション協会によると、世界のアニメ市場は2013年から2023年の10年間で2倍以上に拡大し、3.3兆円規模に成長。かつてのサブカルチャーから、世界中のZ世代の若者文化の主流となっている。クランチロールの調査によると、米国のZ世代のファンの42%が毎週アニメを視聴していると答え、ブラジルのZ世代とアルファ世代の消費者の60%が週に複数回アニメを視聴していると報告している。
またクランチロールは「すべての人にすべてを提供するのではなく、アニメ ファンにすべてを提供する」ことを目指して、クランチロールのアプリではアニメ ゲーム、グッズ、音楽ストリーミング サービスを網羅している。さらに日本のマンガを読むための新しいアプリを発表し、提供サービスに新たなものを加え、プレミアムアドオンとして加入者に提供される予定だ。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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