アニプレックス、クランチロールの共同出資により株式会社HAYATEを設立

'Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Infinity Castle'
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』   提供:Crunchyroll
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ソニーグループの主要アニメ子会社アニプレックスとクランチロールが、東京を拠点とする合弁アニメ制作会社「HAYATE」を設立したと月曜日に発表。この新会社は「クランチロール配信サービス向けのアニメコンテンツの企画・開発・制作」を主な目的としている。この投資はソニーグループの成長戦略の柱としてアニメを重視する姿勢を示している。

アニプレックスはソニーの長年の社内アニメ制作・配給部門で、ソニーミュージックエンターテインメント傘下にある。一方クランチロールは、世界中で成長するアニメファンのニーズに応えるハブを目指すソニーグループの国際的アニメ配信サービス。昨年7月時点で、クランチロールは世界中に1,500万人以上の有料会員を抱えている。

「HAYATE」のスタッフはアニプレックスとクランチロールの現従業員で構成される。

ソニーのアニメへの強気な姿勢は、日本のポップカルチャー、特にアニメへの国際的な関心の高まりに裏付けられている。日本動画協会によると、2013年から2023年までの10年間でアニメの世界市場は220億ドル(3.3兆円)と2倍以上に拡大した。かつてはサブカルチャーのファンに限られていたアニメは、世界中の若者文化の主流となっている。

アニプレックス、クランチロール、ソニー・ピクチャーズは今年後半、世界的に最も収益性の高いアニメシリーズ『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』三部作の北米および国際配給でも協力する予定。前作『劇場版「鬼滅の刃無限列車編』は、パンデミック下の2020-2021年に公開されたにもかかわらず、北米で4,950万ドル、世界で4億7,300万ドルを稼ぎ、日本アニメ史上最大の興行収入を記録した。新三部作の第一作は2025年9月12日に北米で公開される。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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