ティモシー・シャラメ、「シネマティック・エクセレンス賞」でイタリア映画アカデミーから表彰へ

第79回ヴェネチア国際映画祭で『ボーンズ アンド オール』のレッドカーペットに登場したティモシー・シャラメ(写真:Vittorio Zunino Celotto/Getty Images)
第79回ヴェネチア国際映画祭で『ボーンズ アンド オール』のレッドカーペットに登場したティモシー・シャラメ(写真:Vittorio Zunino Celotto/Getty Images)
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イタリア映画アカデミーは、今年のダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、米国の俳優ティモシー・シャラメを表彰すると発表した。同賞はイタリア版アカデミー賞とも称される。『DUNE/デューン 砂の惑星』および『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に出演したシャラメは、ローマで開催される授賞式で「シネマティック・エクセレンス賞」の名誉賞を受け取る予定だ。

この賞は、国際的に活躍する俳優を称える特別な栄誉だ。シャラメは、欧州のルーツと米国的感性をあわせ持つ俳優として評価されている。

『デューン 砂の惑星PART2』写真: COURTESY WARNER BROS. PICTURES
『デューン 砂の惑星PART2』写真: COURTESY WARNER BROS. PICTURES

映画界をリードする才能と国際的スター性

イタリア映画アカデミーの会長ピエラ・デタッシスは、シャラメを「作者性と流行性を備えた存在」と語った。彼の受賞理由には、質の高い映画への貢献と、世界的なスターとしての影響力が挙げられている。

また、デタッシスはこうも語った。シャラメの国際的ブレイクのきっかけは、ルカ・グァダニーノ監督による『君の名前で僕を呼んで』だったと。この作品でシャラメは17歳のエリオを演じ、アカデミー主演男優賞に初ノミネートされた。

ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、モニカ・バルバロが2024年11月23日、ニューヨークで撮影された
ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、モニカ・バルバロが2024年11月23日、ニューヨークで撮影された

さらに、今年は、ボブ・ディランを演じた新作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で、2度目のオスカーノミネートを果たしている。

イタリアとの深い関係とファンからの支持

シャラメはグァダニーノ監督の『ボーンズ アンド オール』でも再共演を果たした。この作品と『DUNE/デューン 砂の惑星』第1部で、2年連続ヴェネチア国際映画祭に登場。レッドカーペットには多くのファンが押し寄せた。

なお、授賞式は5月7日に開催。イタリア国営放送RAIで生中継される予定である。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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