アカデミー賞司会者、ティモシー・シャラメら豪華スターを標的に毒舌を連発
ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第98回アカデミー賞授賞式。2年連続で司会の大役を担ったコナン・オブライエンは、政治的かつ辛辣なジョークを次々と繰り出すマシンガントークで幕を開けた。
▼アカデミー賞司会者、豪華スターを標的にしたマシンガントーク
ステージに登壇した司会者のコナン・オブライエンは、まず「アカデミー賞における『最後の人間の司会者』になれて光栄だ。来年はタキシードを着た自動運転車のウェイモがやっているだろう」と切り出し、AI時代の到来を皮肉って会場を温めた。
ジョークの矛先は、会場に詰めかけた豪華スターたちにも向けられた。ティモシー・シャラメに対しては、過去に話題となった「バレエとオペラ」に関する発言をめぐる騒動を揶揄し、「今夜はオペラ界とバレエ界からの襲撃が懸念されている」と発言。カメラが苦笑いするシャラメを捉えると、会場からは大きな笑いが起こった。
さらに、助演男優賞ノミネートのショーン・ペンを引き合いに出し、「銃を突きつけられた状態で股間を膨らませた彼を見て、ポール・トーマス・アンダーソン監督は『よし、それを映画に使おう!』と言った」と過激なネタを披露した。
▼社会風刺と政治的トピックへの踏み込み
オブライエンのモノローグは、単なるセレブリティへの揶揄に留まらなかった。アメリカの医療制度への不満や、イランでの戦争を背景とした国際情勢にも触れ、これまでのアカデミー賞よりも踏み込んだ内容となった。
鋭い毒舌の一方で、オブライエンは最後に真摯なメッセージを伝えた。「混沌とした恐ろしい時代だからこそ、世界31カ国の才能が集結したこの夜には特別な意味がある。我々が称えるのは映画だけでなく、芸術性や協調、そして現代において最も希少な『楽観主義』という理想だ」と語り、会場を感動で包んだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

【関連記事】
- 第98回アカデミー賞(2026)助演女優賞にエイミー・マディガン
- 第98回アカデミー賞(2026)受賞結果一覧【随時更新中】
- 【2026年アカデミー賞】作品賞ノミネート映画を自宅で予習!│知っておきたいオスカー豆知識20選
- 20代でアカデミー賞を手にする功罪 歴代女優賞受賞者たちが直面する「栄冠後の苦悩」とは
- ピクサー映画まとめ|『星つなぎのエリオ』アカデミー賞ノミネートと歴代受賞作を総覧
- 【2026年最新】プライムビデオおすすめ新作配信作品 ――『プレデター:バッドランド』からアカデミー賞候補作まで
