グラミー賞2023: ハリー・スタイルズが最優秀アルバム賞、ビヨンセが史上最多32度目の受賞
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6日、第65回グラミー賞授賞式が開催された。ハリー・スタイルズが最優秀アルバム賞に輝き、ビヨンセがグラミー史上最多記録32回目の受賞という快挙を成し遂げた。
ハリーは受賞スピーチで、「ベストな音楽というものは存在しません。感謝の気持ちでいっぱいです。私のような人間には、滅多に起こらないことですから」と述べた。
一方、今年は主要部門を逃したものの、計32回の受賞記録を打ち立てたビヨンセ。4つの賞を獲得し、「感情がこみ上げてきますね。神と家族に感謝を捧げます。そして、クィア・コミュニティに感謝を。愛とインスピレーションをありがとう」と語った。
また、受賞結果には多くのサプライズも。特に、それぞれ年間最優秀楽曲、年間最優秀レコードに輝いたボニー・レイットとリゾは主要部門の受賞に本人たちも思わずビックリ。リゾはスピーチで、「アデルと一緒に、他の人たちを応援していたので全く想定外でした。この賞をプリンスに捧げます。そしてビヨンセ、あなたは人生を変えてくれました」と熱く語った。
年間最優秀レコードを受賞したリゾ
さらに、ケンドリック・ラマーが計3つの賞(最優秀ラップ・アルバム他)を獲得。また、サム・スミスとキム・ペトラスは、最優秀ポップ・デュオを受賞。ペトラスは、「トランス女性として史上初の受賞になり、サムが私に受け取らせてくれました。道を開いてくれた、すべてのトランスジェンダーのレジェンドに感謝します」と述べ、拍手喝采を浴びた。
最優秀ポップ・デュオ/グループを受賞したサム・スミスとキム・ペトラス
その他、サマラ・ジョイ、ラッパーのバッド・バニー、テイラー・スウィフトやウェット・レッグも受賞を果たした。
オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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