第76回トニー賞授賞式: 主な受賞結果リスト

(左から)ショーン・ヘイズ、ジョディ・カマー、J.ハリソン・ジー、ヴィクトリア・クラーク 写真: ©THEO WARGO/GETTY IMAGES FOR TONY AWARDS PRODUCTIONS (4)
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現地時間11日、ニューヨークのユナイテッドパレスで第76回トニー賞授賞式が開催された。『キンバリー・アキンボ』がミュージカル作品賞、『レオポルトシュタット』が演劇作品賞、『トップドッグ/アンダードッグ』が演劇リバイバル作品賞、そして『パレード』がミュージカル・リバイバル作品賞に輝いた。

俳優部門では、『プライマ・フェイシィ』のジョディ・カマーが演劇主演女優賞、ノンバイナリーを公表しているJ.ハリソン・ジーが『お熱いのがお好き』でミュージカル主演男優賞を獲得し、アレックス・ニューウェル(『シャックト』)とともにアワードに新たな歴史を刻んだ。また、ショーン・ヘイズ(『グッドナイト、オスカー』)が演劇主演男優賞、ヴィクトリア・クラーク(『キンバリー・アキンボ』)がミュージカル主演女優賞を手にした。

司会は去年に引き続きアリアナ・デボーズが務めた。レッドカーペットの模様はこちら

今年の授賞式は、脚本家組合(WGA)のストライキの真っ只中で行われた。事前にアワード関係者とWGAの間で、台本なしで進行するならば授賞式に対してデモを行わないという取引が成立していた。式の序盤、デボーズは“第76回トニー賞の台本”とラベリングされたバインダーを開いてみせるも、すべてのページは空白。さらに、デボーズは台本なしのモノローグで、テレプロンプターは受賞者がスピーチを切り上げる必要がある場合のみ機能すると伝えた。

以下、主な受賞結果のリスト(受賞者は★太字で示す。)

演劇作品賞

『エイント・ノー・モー』
『ビトゥイーン・リヴァーサイド・アンド・クレイジー』
『コスト・オブ・リヴィング』
『ファット・ハム』
★『レオポルトシュタット』

『レオポルトシュタット』の面々 ©THEO WARGO/GETTY IMAGES

ミュージカル作品賞

『&ジュリエット』
★『キンバリー・アキンボ』
『ニューヨーク・ニューヨーク』
『シャックト』
『お熱いのがお好き』

『キンバリー・アキンボ』の面々 ©THEO WARGO/GETTY IMAGES

演劇リバイバル作品賞

『人形の家』
『ピアノ・レッスン』
『ザ・サイン・イン・シドニー・ブルースティーンズ・ウィンドウ』
★『トップドッグ/アンダードッグ』

ミュージカル・リバイバル作品賞

『イントゥ・ザ・ウッズ』
『キャメロット』
★『パレード』
『スウィーニー・トッド』

ミュージカル脚本賞

デヴィッド・ウエスト・リード(&ジュリエット)
★デヴィッド・リンゼイ=アベアー(キンバリー・アキンボ)
デヴィッド・トンプソン & シャロン・ワシントン(ニューヨーク・ニューヨーク)
ロバート・ホーン(シャックト)
マシュー・ロペス & アンバー・ラフィン(お熱いのがお好き)

オリジナル楽曲賞

あの頃ペニー・レインと(作曲: トム・キット 作詞: キャメロン・クロウ & トム・キット)
★キンバリー・アキンボ(作曲: ジャニーン・テソリ 作詞: デヴィッド・リンゼイ=アベアー)
KPOP(作詞作曲: ヘレン・パーク & マックス・ヴァーノン)
シャックト(作詞作曲: ブランディ・クラーク & シェーン・マカナリー)
お熱いのがお好き(作曲: マーク・シャイマン 作詞: スコット・ウィットマン & マーク・シャイマン)

演劇主演男優賞

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(トップドッグ/アンダードッグ)
コリー・ホーキンス(トップドッグ/アンダードッグ)
★ショーン・ヘイズ(グッドナイト、オスカー)
スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン(ビトゥイーン・リヴァーサイド・アンド・クレイジー)
ウェンデル・ピアース(セールスマンの死)

演劇主演女優賞

ジェシカ・チャステイン(人形の家)
ジョディ・カマー(プライマ・フェイシィ)
ジェシカ・ヘクト(サマー、1976)
オードラ・マクドナルド(オハイオ・ステイト・マーダーズ)

ミュージカル主演男優賞

クリスチャン・ボール(お熱いのがお好き)
★J.ハリソン・ジー(お熱いのがお好き)
ジョシュ・グローバン(スウィーニー・トッド)
ブライアン・ダーシー・ジェームズ(イントゥ・ザ・ウッズ)
ベン・プラット(パレード)
コルトン・ライアン(ニューヨーク・ニューヨーク)

ミュージカル主演女優賞

アナリー・アシュフォード(スウィーニー・トッド)
サラ・バレリス(イントゥ・ザ・ウッズ)
★ヴィクトリア・クラーク(キンバリー・アキンボ)
ローナ・コートニー(&ジュリエット)
ミカエラ・ダイアモンド(パレード)

演劇助演男優賞

ジョーダン・E・クーパー(エイント・ノー・モー)
サミュエル・L・ジャクソン(ピアノ・レッスン)
アリアン・モーイエド(人形の家)
★ブランドン・ウラノヴィッツ(レオポルトシュタット)
デヴィッド・ザヤス(コスト・オブ・リヴィング)

演劇助演女優賞

ニッキー・クロフォード(ファット・ハム)
クリスタル・ルーカス=ペリー(エイント・ノー・モー)
★ミリアム・シルヴァーマン(ザ・サイン・イン・シドニー・ブルースティーンズ・ウィンドウ)
ケイティ・サリヴァン(コスト・オブ・リヴィング)
カラ・ヤング(コスト・オブ・リヴィング)

ミュージカル助演男優賞

ケヴィン・デル・アギーラ(お熱いのがお好き)
ケヴィン・カフーン(シャックト)
ジャスティン・クーリー(キンバリー・アキンボ)
ジョーダン・ドニカ(キャメロット)
★アレックス・ニューウェル(シャックト)

ミュージカル助演女優賞

ジュリア・レスター(イントゥ・ザ・ウッズ)
ルーシー・アン・マイルズ(スウィーニー・トッド)
★ボニー・ミリガン(キンバリー・アキンボ)
ナターシャ・イヴェット・ウィリアムズ(お熱いのがお好き)
ベッツィ・ウルフ(&ジュリエット)

演劇演出賞

サヒーム・アリ(ファット・ハム)
ジョー・ボニー(コスト・オブ・リヴィング)
ジェイミー・ロイド(人形の家)
★パトリック・マーバー(レオポルトシュタット)
スティーヴィー・ウォーカー=ウェッブ(エイント・ノー・モー)
マックス・ウェブスター(ライフ・オブ・パイ)

ミュージカル演出賞

★マイケル・アーデン(パレード)
リア・ディブソネ(イントゥ・ザ・ウッズ)
ケイシー・ニコロウ(お熱いのがお好き)
ジャック・オブライエン(シャックト)
ジェシカ・ストーン(キンバリー・アキンボ)

その他の部門の受賞結果はこちら

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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