『Anora アノーラ』がバンクーバー映画批評家協会の選ぶ2024年の最優秀作に
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『Anora アノーラ』より。写真:Neon
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火曜日に開催されたバンクーバー映画批評家協会賞の授賞式では、ショーン・ベイカー監督の『Anora アノーラ』が栄冠に輝いた。
また、同作に主演したマイキー・マディソンも主演女優賞を獲得し、同じく主演女優賞でノミネートされているアカデミー賞の発表前に幸先のよいニュースとなった。
『Anora アノーラ』はロシアのオリガルヒと若い娼婦の痴情のもつれを描くコメディだが、これまでにクリティクス・チョイス・アワード(2月12日開催)と全米製作者組合賞(2月8日開催)で最優秀賞を受賞し、そしてカンヌ国際映画祭ではパルム・ドール賞に輝いている。
その他にもバンクーバーではジェシー・アイゼンバーグ監督による『リアル・ペイン 〜心の旅〜』が最優秀脚本賞を受賞しており、同作に出演したキーラン・カルキンは最優秀助演男優賞に輝いたほか、『デューン 砂の惑星PART2』を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴが最優秀監督賞、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』にボブ・ディラン役で主演したティモシー・シャラメが最優秀主演男優賞、『サブスタンス』に出演したマーガレット・クアリーが最優秀助演女優賞、パレスチナ人活動家によるイスラエル軍との戦いに密着した『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』が最優秀ドキュメンタリー賞をそれぞれ受賞している。
また、意外なことに3部門(最優秀作品賞、最優秀脚本賞、そして主演のエイドリアン・ブロディが最優秀主演男優賞)にノミネートされていた『ブルータリスト』はいずれも受賞ならず、無冠に終わった。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル(英語)はこちら
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