米アカデミー賞(2025)キーラン・カルキン、助演男優賞を受賞

キーラン・カルキン 写真:PATRICK T. FALLON/AFP via Getty Images
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第97回アカデミー賞授賞式が日本時間3日に開催され、ジェシー・アイゼンバーグ監督の映画『リアル・ペイン~心の旅~』のキーラン・カルキンが助演男優賞を受賞した。
カルキンは、映画『リアル・ペイン』でデヴィッド(アイゼンバーグ)とともに亡くなった最愛の祖母の故郷であるポーランドへ旅に出かけるいとこのベンジーを好演。ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、そして全米映画俳優組合賞など、オスカーに先行するアワードを総なめにした。
カルキンは受賞スピーチで自身のキャリアの軌跡を振り返り、オスカー受賞に至るまでの道のりについて語った。「どうやってここまで来たのか、まったく分からない」としながらも、演技は「自分のやることの一部でしかなかった」と述べた。
また、長年のマネージャーであるエミリー・ガーソン・セインズに感謝を述べ、「自分が成功できたのは[セインズ]のおかげだ」と語った。さらに、「彼女や共演者であるアイゼンバーグがいなければ、自分は迷子になっていただろう」と付け加えた。 「ジェシー・アイゼンバーグ、この映画をありがとう。君は天才だ。ただし、面と向かっては絶対に言わないし、これが最後だから存分に味わってくれ」
2018-~23年に放送されたドラマ『メディア王~華麗なる一族~』にロイ家の三男ローマン役でレギュラー出演したカルキンは、エミー賞にも輝いている。
映画デビュー作は、1990年の『ホーム・アローン』で同作で実兄のマコーレー・カルキンと共演を果たしている。
記事/和田 萌
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