韓国の音楽投資会社Beyond Musicが1.7億ドルの資金を調達、さらに音楽カタログを買収へ

写真: ©MICHAEL LOCCISANO/GETTY IMAGES
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韓国の音楽投資会社Beyond Music(ビヨンド・ミュージック)が、1.7億ドルの資金を追加した。資金総額は約4億ドルに到達し、同会社は新たな資金で音楽カタログを強化する狙いだ。現在取得している音楽カタログには、2万7,000以上の楽曲が含まれている。

Beyond Musicは、2021年にソングライターのパク・グンテと起業家のイ・ジャンウォンによって共同設立された。イ・ジャンウォンが同社のCEOを務めている。

2021年4月、Beyond MusicはKB SecuritiesやBase Investmentといった韓国の機関投資家から650億ウォン(約5,000万ドル)に相当する資金調達ラウンドを完了。さらに同年12月、未公開株式投資会社Praxis Capitalから2,000億ウォン(1.6億ドル)の投資を誘致した。Beyond Musicによると、再びPraxis Capitalは1.7億ドル規模の新規資金調達を率いるという。

イ・ジャンウォンCEOは、声明で「Praxis Capitalは、コンテンツ業界においてその輝かしい実績で知られています。アジアのボン・ジョヴィ、レッド・ツェッペリンやホイットニー・ヒューストンに匹敵するオールタイム・ヒット曲を抱え、Beyond Musicはアジア圏内の市場リーダーとしての地位を確立してきました。この投資を通して、アジアの尊敬すべきアーティストや作品のために尽力し続けていきます」と述べた。

“Buy and Build”(=購入と構築)をモデルに、Beyond Musicは大規模かつ高品質な音楽カタログを取得し、“リメイクなどの価値向上戦略”を通して、楽曲に新たな命を吹き込んでいる。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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