【10月2日発売】野木亜紀子『海に眠るダイヤモンド』ほか必読シナリオブック4選
脚本家・野木亜紀子は、現代ドラマの名手として確固たる地位を築いている。緻密な構成、リアルな会話劇、そして社会性を孕んだテーマによって、多くの視聴者を魅了してきた。そんな彼女の作品を文字で味わえるのが「シナリオブック」である。映像では一瞬で過ぎ去るセリフや演出意図が、紙の上に丁寧に刻まれ、作品の真髄を何度でも反芻できるのだ。ここでは、野木亜紀子が手がけた必読のシナリオブック4作を紹介する。
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1. 『MIU404 シナリオブック』
綾野剛と星野源がW主演を務めた大ヒット刑事ドラマ『MIU404』。シナリオブックでは、機動捜査隊の緊迫感あふれる会話劇や、社会問題を鋭く切り取ったエピソードが余すところなく収録されている。ドラマではカットされたセリフや演出指示も収録され、登場人物の心情や物語の奥行きをより深く理解できる。
2. 『アンナチュラル シナリオブック』
石原さとみ主演で社会現象となった法医学ミステリードラマ『アンナチュラル』。不自然死究明研究所を舞台にした一話完結型の物語は、シナリオとして読むことで、死因究明のプロセスや、法医学者たちの人間ドラマの緻密さをより鮮明に感じられる。野木ならではのリアルで軽妙な会話の妙が、一層際立つ1冊である。
3. 『カラオケ行こ! シナリオブック』
和山やま原作の人気コミックを映画化した『カラオケ行こ!』。シナリオブックでは、原作の魅力を損なうことなく、映画ならではの会話劇や場面展開を文字で楽しむことができる。極道と合唱部員という異色の組み合わせが生み出すユーモアと人間ドラマを、シナリオならではの形で堪能できる。また、公式ビジュアルブックも発売中。
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4. 『海に眠るダイヤモンド シナリオブック』
野木亜紀子の最新作『海に眠るダイヤモンド』は、サスペンスと人間模様を巧みに交差させた意欲作である。シナリオブックでは、映像作品を超えて、伏線の張り巡らせ方や緻密なプロットを細部まで読み解ける。ページをめくるごとに、野木脚本の計算し尽くされた構成力を実感できるだろう。
シナリオブックは、映像作品を「観る」体験から「読む」体験へと拡張してくれる貴重な1冊である。特に野木亜紀子の脚本は、セリフの一語一句に意味が込められており、読み返すことで新たな発見がある。ファンなら手元に揃えておきたい、必携のコレクションだ。
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