『踊る大捜査線』12年ぶり再始動、室井慎次主人公の映画が今秋公開

踊るプロジェクト
「踊るプロジェクト」©フジテレビジョン

映画、テレビドラマの人気シリーズ『踊る大捜査線』が、12年ぶりに再始動する。

柳葉敏郎が演じる警視庁のキャリア・室井慎次を主人公にした映画最新作(タイトル未定)が今秋に公開されることが18日、12年の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の公式サイトで発表された。

『踊る大捜査線』は97年に連続ドラマがスタート。

脱サラをして刑事になった青島俊作(織田裕二)が、事件解決に向けて奔走する姿や警察組織の縦割り社会に切り込む斬新な描写が話題となり、最高視聴率23.1%を記録。

数々の名セリフも生まれた。翌98年には映画化され、興行収入100億円を超える大ヒットとなった。

2003年の映画第2作『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は興収173億5000万円を記録し、今なお邦画の実写では史上No.1をキープ。

映画シリーズ6本の累計興収は487億円、累計動員数は3598万人を超えという金字塔を打ち立てている。

3月18日は連続ドラマの最終回が放送された日。

青島が室井に向かって「あんたは上にいろ。俺には俺の仕事がある。あんたにはあんたの仕事がある」と言い放ち約束を交わした。

あれから27年。公式サイトでティザートレーラーが公開され、「あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない、”THE ODORU LEGEND CONTINUES”」という意味深なキャッチコピーが映し出された。

ストーリーなどの詳細は未定だが、プロデュースは亀山千広、脚本は君塚良一、監督は本広克行という往年のスタッフが再集結するだけに、期待は高まるばかりだ。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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