第59回スーパーボウルが最高視聴者数記録を更新

第59回スーパーボウルのフィールドに立つイーグルスQB、ジェイレン・ハーツ
第59回スーパーボウルMVPに輝いたイーグルスQBのジェイレン・ハーツ 写真:Patrick Smith/Getty Images
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フィラデルフィア・イーグルスとカンザスシティ・チーフスが激突した第59回スーパーボウルはそのあまりに一方的な展開にも関わらず、記録的な数の視聴者の耳目を惹きつけたようだ。

ニールセンが発表した最初の数字とフォックスの内部データによれば、日曜日のFoxスポーツのテレビ中継は、すべてのプラットフォームで平均1億2600万人が視聴したという。このままいけば、スーパーボウルは2年連続でアメリカにおける視聴記録を更新することとなる。日曜日の試合は、CBSやその他のプラットフォームで最高視聴者数記録を樹立した昨年の1億2,370万人に比べ、現在約2%増が見込まれるペースだ。

また、Foxによると、この試合を視聴した人数は自社の無料ストリーミング・プラットフォーム「Tubi」で1360万人、NFLのデジタル・プラットフォームを含めると1450万人で、スーパーボウルの配信視聴者数記録を樹立したそうだ。(因みにこれまでの最高視聴者数は、2022年の約1120万人。)

このペースだとFoxでのTV中継視聴者数は昨年のCBSが記録した1億2,025万人をを下回ることになるかもしれないが、ストリーミングでの視聴者数の伸びがそれをカバーする形となった。

試合内容はかなり一方的なものとなったが、意外なことに視聴者数には影響がなかったようだ。(イーグルスは第3Q終了時点でチーフスを34対0でリードしており、試合終了間際の3分間でにふたつのタッチダウンでチーフスが追い上げるまでは実に40対6という大差がついていた。)

因みに最も視聴者の注目を集めた瞬間は第2Qの途中である午後20時から20時15分(東海岸時間)の間で、ちょうどイーグルスがリードを24点に広げたタイミングに1億3570万人もの人々が中継を視聴していたという。彼らはその後のケンドリック・ラマーによるハーフタイムショーや、後半戦の間もチャンネルを変えることなく引き続き視聴したようである。

今後明らかになるであろう更にに詳細な分析結果にも注目だ。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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