バリー・コーガン、新作映画とスーパーボウルCM撮影を語る

俳優バリー・コーガンはロバとの相性がいいようだ。
2022年の映画『イニシェリン島の精霊』では、コリン・ファレル演じるキャラクターの愛するペット、ジェニー・ザ・ドンキーと共演し、多くの観客の心を掴んだ。そして本作は、バコーガンにとって初のオスカーノミネート作品となった。
脚本家で監督のマーティン・マクドナー(スリー・ビルボード)が贈る、コリン・ファレルとブレンダン・グリーソンが主演のユニークな映画が完成。
パードリック(ファレル)とコルム(グリーソン)は長年の友人だったが、一方が関係を断つことで突然仲違いし、思わぬ事態に陥ってしまう。
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そんな彼が、再びアイルランドの田舎へ。今回は、スーパーボウルのCMで新たな相棒のドン・モズリーという名のラバ(ミュール)と共演し、ウェブサイトサービス「Squarespace」を宣伝する。
バリー・コーガンとドン・モズリーは、スーパーボウル本番前のCMでそのコラボを予告していた。そして、ついに本編CMが公開された。
コーガンは現在ロンドンからZoomで米『ハリウッド・リポーター』の取材に応じ、今回のCMについて語ったほか、アイルランドの地理について解説。また、今日トレーラーが公開されたザ・ウィークエンドとの新作映画についても、話せる範囲で明かした。
【以下バリー・コーガンとのインタビュー内容】
THR編集部(以下THR):やあ、バリー!カメラをつけてもらえる?
バリー・コーガン(以下コーガン):できればつけたくないな。もう夜の9時だし、ちょっと見た目が… でも、君のためなら、いいよ。
THR:相変わらずハンサムだね。今、どこにいるの?
コーガン:ありがとう。今はロンドンだ。
THR:ロンドンが恋しいな。そっちはどう?
コーガン:すごくいいよ。息子とすごく良い時間を過ごしてるよ。息子と同じタイムゾーンにいるだけで、いつでも会えるし、質の高い父親の時間を過ごせるって感じだね。
THR:ロンドンを歩いていると、ファンは声をかけてくる?
コーガン:場合によるね。そんなに狂ったようなことはないよ。僕にはとても尊重してくれるファンがいると思う。特に子供と一緒にいると、変なことはしないし。イギリス人ってそういうところが上手なんだよね。ちょっと頑固なところもあるけど、プライドがあるんだよ。
THR:スーパーボウルの初の広告出演、おめでとう!新しい経験だね。
コーガン:ありがとう。スーパーボウルの広告に参加するのは本当にすごいことだよ。あれがどれだけ大きなものか知ってるし、向こうではまるで休暇のような感じで、すごく盛り上がるんだよね。
THR:今年、広告の値段がいくらか知らないけど、すごい金額だよね。君の広告は第1クォーターと第2クォーターの間に放送されるって聞いたよ。たぶん、君をこの広告に出すための費用は、君の映画のほとんどの予算より高いだろうね。
コーガン:お金の話はあまりしたくないな、僕は芸術のためにやってるんだから。今回のアイデアにすごく興味があったし、『イニシェリン島の精霊』の思い出を振り返って、アイルランドをもう一度スクリーンに映して、このCMの一部になれることがすごく嬉しかった。
THR:『イニシェリン島の精霊』と同じ場所で撮影されたの?
コーガン:撮影地はクレア郡だったよ。『イニシェリン島の精霊』はメイヨー郡で、アキル島やコノマーラで撮影されたけど、場所としては似たような感じだね。天気が10分おきに変わって、晴れたり、虹が出たり。ある時はレプラコーン(アイルランドの伝承に登場する妖精)を見た気がするけど、よく分からなかったよ。クリスマス前に1年を締めくくるには本当に美しかった。すごく良い時間だったよ。そして、素敵なおばあちゃんに会いに行けたんだ。
THR:そして、今日ザ・ウィークエンドとの映画『Hurry Up Tomorrow』の写真が公開されたけど、何か教えてくれる?
コーガン:実は、ちょうど君が電話をかける前にエイベルと話してたんだ。すごく楽しみだよ。ジェナは素晴らしいし、エイベルも素晴らしい。公開された画像はほんの少しの予告だよ。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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