ウィリアム皇太子、ヘンリー王子に「完全に激怒」 兄弟の亀裂は修復困難か
ウィリアム皇太子とヘンリー王子の確執が、母ダイアナ元妃の没後30年を前に再び注目を集めている。米『Fox News』によると、英ジャーナリストのピアーズ・モーガンは、ウィリアム皇太子が弟に「激怒している」との見方を示した。
▼ウィリアム皇太子とヘンリー王子、亀裂は決定的か

ジャーナリストのピアーズ・モーガンは、ヘンリー王子が書籍やドキュメンタリー、ポッドキャストなどを通じて王室を批判してきたことに言及。「ウィリアムは、弟が王室をめちゃくちゃにしたことに完全に激怒しています」と語り、兄弟の関係修復は容易ではないとした。
さらに、ヘンリー王子の一連の行動を「スプレーガンを持ち出したようなもの」と表現。「そんなことをすれば、攻撃を受けた家族が快く思うはずがありません。私は全面的にウィリアムを支持します。彼はとても誠実で立派な青年で、弟にはもううんざりしており、関わりたくないと思っているのです」と語った。
その背景には、ヘンリー王子夫妻の英国帰国をめぐる王室との温度差もある。帰国後、チャールズ国王が夫妻は非公務王族であることを確認する書簡を公表。王室内には、夫妻が王族としての立場をどこまで求めているのかをめぐる複雑な見方が残っている。
▼ダイアナ元妃の30年、兄弟が別々に動く可能性

さらに亀裂を浮き彫りにしているのが、2027年に迎えるダイアナ元妃の没後30年に関する企画だ。英『タイムズ』によると、ウィリアム皇太子は母を追悼するドキュメンタリーへの出演や制作を断っているという。
一方、ヘンリー王子は母の節目を記念する企画を検討中とされる。兄弟はかつて、2017年にダイアナ元妃の没後20年に合わせた企画で協力した。しかし現在、関係者は「(ウィリアム皇太子の)裏切られたという思いは、あまりに深いのです」と証言。別の関係者も、2人について「接触は皆無です」と明かしている。
▼英国帰国後も消えない王室との距離

ヘンリー王子夫妻は英国帰国後、子どもたちの学校や警備をめぐる問題にも直面している。アーチー王子とリリベット王女は帰国からわずか2日で転校。夫妻側は学校への不満が理由ではないと説明しているが、安全面を含めた生活環境は依然として課題となっている。
一方、ウィリアム皇太子は公務を続けるなか、母の没後30年をプライベートに追悼する可能性が高いとみられている。ダイアナ元妃をめぐる記念企画でさえ、兄弟が同じ場所に立つ未来は見えにくい。
かつては母を失った悲しみを共有したウィリアム皇太子とヘンリー王子。しかし現在は、その母の節目さえも別々に向き合う可能性が浮上している。ダイアナ元妃の没後30年は、兄弟の距離がどこまで広がったのかを改めて映し出す節目となりそうだ。
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