ザ・ビートルズが新曲“Now and Then”を発売 50周年記念アルバムに収録へ
最後のスタジオアルバム『Let It Be』から53年以上が経ち、ザ・ビートルズが新曲“Now and Then”で帰ってきた。
2日にリリースした新曲“Now and Then”は、元々ジョン・レノンが作詞・レコーディングしていたが、未完のままだった。昨年、ポール・マッカートニーがAIの助けを借りて同曲を蘇らせた。今年のインタビューでマッカートニーは「最後になるであろうビートルズの楽曲を制作することになったとき、それはジョンが持っていたデモだった。抽出したジョンの声をAIを用いてクリアにしてから、レコードをミックスした」と明かしていた。
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“Now and Then”のリミテッドエディションは、7インチ・12インチレコードでAmazonにて入手できる。
また同曲は、“レッド&ブルー・アルバム”として知られる1973年のコンピレーション・アルバムの50周年記念エディションに収録される。米Amazonでは現在、21パーセント割引の118ドルで購入できる。
『The Beatles 1962–1966』(レッド・アルバム)と『The Beatles 1967–1970』(ブルー・アルバム)のレコードはそれぞれ3枚組で、CD版でも購入可能だ。
50周年記念エディションレコードは、全体で75曲。“レッド・アルバム”はジョージ・ハリスンの初期楽曲、ビートルズお気に入りのR&B・ロックナンバーのカバーなど12の追加トラックが含まれる。
“ブルー・アルバム”には、“Now and Then”のほか“Blackbird”、“Glass Onion”など9曲を追加収録。発売元のキャピトル・レコードによると、収録曲は2023年版として新たにミックスされたという。
また、スリーブにはジャーナリスト・作家のジョン・ハリスによる書き下ろし記事が挿入されている。
Disney+では、“Now and Then”のレコーディングに迫った新作ドキュメンタリーが公開された。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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