広瀬すず、杉咲花&清原果耶とのトリプル主演作『片思い世界』は「自分の中にあり続ける作品」

片思い世界
左から杉咲花、広瀬すず、清原果耶 ©︎The Hollywood Reporter Japan
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俳優の広瀬すず杉咲花清原果耶が30日、トリプル主演映画『片思い世界』の大ヒット御礼舞台挨拶を東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行った。

12年前に悲劇に見舞われた3人が、別の世界線で同居生活を送りながら成長し現実世界での片思いを実現させようとするファンタジー。公開から約1カ月がたっての舞台挨拶に、広瀬は「見てくれた友人も多く、うれしい言葉をいただく日々を過ごしてきました。いつまでも自分の中にあり続ける作品です」と笑顔で話した。

広瀬すず ©︎The Hollywood Reporter Japan

『怪物』(2023)などで知られる坂元裕二氏のオリジナル脚本で、広瀬は「普通に受け取ると残酷な現実があっていい意味で想像がつかなかったけれど、読み進めていくうちに2人がいることで形になっていくことが見えた」と回想した。

杉咲花 ©︎The Hollywood Reporter Japan

杉咲も、「作る人の間で流れる温度が、スクリーンに映り込むと思い、3人での12年間を大事にしなければと思い何度もご飯に行って、役にとっても個人にとってもいい作用になった」と充実した笑顔。最年少の清原は、「2人のことが大好き、それが人生の全てというパワーで生きていました」と声を弾ませた。

清原果耶 ©︎The Hollywood Reporter Japan

広瀬も呼応し、「いろいろなことを感じながら、自分の中でも多くの気づきがありました。10代から切磋琢磨してきた二人と素敵な時間を過ごせた。二人にありがとうです」と感謝。杉咲は、「映っているほんの小さなしぐさ、一言のセリフが、皆さんの暮らしと接点を持っていたら思います」とアピール。清原も、「とても愛おしい映画。皆さんの心、頭に残り続け勇気、希望になってくれたらうれしい」と訴えた。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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