『金子差入店』主演の丸山隆平、寺尾聰からの“差し入れ”に歓喜「やったあ。ガチですよ」
SUPER EIGHTの丸山隆平が主演の映画『金子差入店』の公開記念舞台挨拶が17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
丸山は共演の真木よう子、三浦綺羅、川口真奈、寺尾聰、主題歌「まなざし」を書き下ろした「SUPER BEAVER」、古川豪監督とともに登壇。公開初日の16日に、チケットを見せて同館で観賞したことを明かし、「改めて素敵な映画で、参加できて光栄でした。監督に心から感謝します」と感激の面持ちで話した。
20年以上助監督を務め、待望のデビュー作が全国公開となった古川監督も「自宅近くの喫茶店で独りで書いた脚本が、そうそうたるメンツがそろいここまで上り詰めることができた」と感慨深げ。助監督時代から交流があり、出演を直談判した寺尾に対しては「心意気だけでやってくださった」と感謝した。
その寺尾は、「自分で脚本を書いて監督をやりたいと言ってきたけど、面倒くさいからイヤだと言った。それでもライブに4、5回来て、来る度に脚本を書き換えてきてどんどん面白くなっていった。最後は素敵な手紙を置いていって、男として断るわけにはいかなくなった」と説明。「映画はたくさんあるが、いい映画はそれほど多くない。これはその1本。心からおめでとう」と祝福した。
SUPER BEAVERも、古川監督が助監督の『東京リベンジャーズ』シリーズからのつながりでオファー。同じミュージシャンでもある丸山は、「優しいのに力強くてあったかい楽曲。エンドロールで流れた時、いろいろな登場人物や大切な人のことが浮かんでくる。言葉のチョイスや並べ方が独特で、どの世代にも届く」と絶賛した。
そして、タイトルにちなみ登壇者が座長である丸山に「差し入れたいもの」を発表。すると、寺尾が「前から欲しがっていた、アトリエZのショートスケールのベースを後日プレゼントしましょう」と約束。丸山は、「やったあ。今のガチですよ。ライブやセッションで使って、MCで自慢します」と大喜びだった。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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