米倉涼子主演、Prime Video映画『エンジェルフライト THE MOVIE』が来年2・13世界配信

『エンジェルフライト THE MOVIE』
『エンジェルフライト THE MOVIE』
スポンサーリンク

俳優の米倉涼子が主演するPrime Videoのドラマシリーズ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」が、『エンジェルフライト THE MOVIE』として映画化され、2026年2月13日に240以上の国と地域で独占配信されることが決まった。

第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」が原作。米倉が演じる口は悪いが情に厚い伊沢那美を筆頭に、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士たちの奮闘を描く物語だ。

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 引用元:Amazon
エンジェルフライト 国際霊柩送還士 引用元:Amazon

2023年3月から配信されたドラマシリーズは、Amazonカスタマーレビュー平均星4.7(25年6月11日時点、総数1088件)で、日本のAmazonオリジナルドラマとして最高の評価。配信開始後3週間の国内視聴者数でも1位を獲得し、今年5月からはNHK総合でも放送された。

映画はドラマの続編となり、米倉は「もともと原作の大ファンだったので、佐々さんの思いを引き継いで『THE MOVIE』という形で再びこの物語をお届けできることをうれしく思います」とコメント。ストーリーなどの詳細は明かされていないが、「この作品には一つ一つの命にちゃんと物語があって、それぞれに愛や絆がある。どんな命にも意味があるというメッセージが込められています。メンバーがご遺族や故人の皆さまに誠心誠意向き合う姿をスタッフ、キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を見たら私はきっとまた涙してしまうと思います」と期待感をあおった。

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 引用元:Amazon
エンジェルフライト 国際霊柩送還士 引用元:Amazon

ドラマに続き脚本を担当するのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られる古沢良太氏。「映画ということでまた新たなチャレンジですが、描くべき芯は変わりません。死を描くということは生を描くことであり、無限にある誰かの人生は全て語るべきドラマであると学んだ作品。身近な誰かの人生に、ひと時思いをはせたくなるような作品になればと願っています」と自信をのぞかせた。

同じくドラマでもメガホンをとった堀切園健太郎監督は、「幸運にも続編が決定。映画版としてスケールアップし、前作を上回るものを作らなければ意味がない」と並々ならぬ決意。「再び古沢さんと脚本作りで格闘する日々が始まった。異国での突然の死によって浮かび上がる愛や絆。この作品は広い意味でのラブストーリーだ。国境をまたいで紡がれる多様な愛の物語をお届けしたい」と意欲を語った。

記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿