眞栄田郷敦『ブルーピリオド』初日のサプライズで“母親”登場に驚き「泣きそうです」

左から、ずんのやす、石田ひかり、板垣李光人、眞栄田郷敦、髙橋文哉、桜田ひより、萩原健太郎監督
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「マンガ大賞2020」など数多くの漫画賞を受賞した人気コミックを実写映画化した『ブルーピリオド』の初日舞台挨拶が9日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、出演の眞栄田郷敦、髙橋文哉、板垣李光人、桜田ひより、萩原健太郎監督が登壇した。

難関の美術大学を目指す高校生たちの青春群像劇。眞栄田は、主演作の待望の公開のためか緊張した面持ちで「昨日はドキドキしちゃって全然眠れなくて、朝5時くらい(に寝たの)かなあ。そうしたら見事に寝坊しました」と告白。だが、ほかのキャスト3人が「爆睡でした」と明かすと、気まずそうに苦笑した。

主演の眞栄田郷敦

司会者からサプライズゲストの登場を告げられると、高橋と目を合わせてニヤリ。登壇時に、客席に父親役のお笑いコンビ「ずん」のやすがいることを目ざとく見つけて想定していたためだが、現れたのは母親役の石田ひかり。驚きのあまり表情をゆがめ、花束を贈られると「泣きそうです。家族のシーンはやっていても見ていても毎回刺さっていた。自分の母親とも重なる部分があって、自然と気持ちを出すことができた。素敵な両親でした」と感慨深げに語った。

石田も、「夢を追う若者たちと、それを支える大人たちの格好良い物語の一員になれてうれしく思う」と笑顔で呼応。だがその間、やすは置いてきぼりで、眞栄田も「お父さんは仕事を頑張っていると思います」ととぼけ、会場の笑いを誘った。

母親役の石田ひかりから花束を受けとった眞栄田郷敦

撮影から約1年、主要キャストの4人で宣伝活動に従事し「役者として皆に引っ張ってもらって、影響もされた。このメンバーで良かった」と感謝。そして、「自分の好きなことに一生懸命になっている人には誰でも刺さる物語。登場人物に感情移入しながら、パワーをもらってください」と高らかにアピールした。

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取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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