伊藤英明、サイコパスを演じた『不都合な記憶』は「普遍的な愛、人間関係を描いた深いドラマ」

『不都合な記憶』配信イベントに登場した新木優子(左)、伊藤英明(右)
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Prime VideoのAmazonオリジナル映画『不都合な記憶』の配信記念イベントが26日、東京・109シネマズプレミアム新宿で行われ、俳優の伊藤英明と新木優子が出席した。

西暦2200年、人類の宇宙移住が進んだ世界が舞台。妻をアンドロイドにして何度も作り替える天才科学者の猟奇的な愛と、それに気づいた妻の復讐を描くラブサスペンス。『蜜蜂と遠雷』、『ある男』などの石川慶監督が脚本も手掛けたオリジナル作品だ。

伊藤英明

撮影はタイで2カ月のロケを行い、クランクインの2週間前は石川監督と伊藤、新木で綿密なディスカッションを重ねたという。伊藤は、「10年、100年先の宇宙での生活はどういうものか、2人だけの世界をどのように描くのかなどを離して役を深く掘り下げることができた」と振り返った。

新木は、「海外に長期滞在するのは人生で初めてでしたが、現場に一体感があり充実したいい時間を過ごせました」と笑顔。初共演の伊藤に対しては、「動作の一つ一つにしっかりと意味を持たせるため、納得できるまで話し合い、私が気づいていないことも教えていただいた。普段の英明さんは情熱的で紳士ですけれど、役に入ると怖さを感じた。勉強になりました」と感謝した。

新木優子

9月27日から世界独占配信がスタート。伊藤は、「複雑な役で貴重な経験だったので、世界の人に見てもらえるのがうれしい。普遍的な愛、人間関係を描いた深いドラマですので、想像力を働かせて見てほしい」とアピール。新木も、「深い愛情について考えるきっかけになってほしい」と語った。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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