中島健人『知らないカノジョ』初日サプライズに感激も「まだ泣けないっすよ」
俳優の中島健人が主演の映画『知らないカノジョ』が28日、全国338館で公開された。中島は共演のmilet、桐谷健太、眞島秀和、風吹ジュンとともに東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。「自分の映画人生でターニングポイントを迎える時点で撮れて、多くの方に届けられることに感謝しています」としみじみ話した。
人気作家となったリクと結婚して歌への夢をあきらめ専業主婦になったミナミが、ある一夜を境に立場が逆転。リクは一介の編集者、ミナミはスター歌手になっており、しかも二人は出会ってもいないというパラレルワールドで真実の愛が試される物語だ。
初の映画出演でヒロインに抜てきされたmiletは、「家族思いで優しく、愛にあふれているけれど押しに弱いといったミナミとの共通点が多かった。大変だったけれど探っていく作業は楽しく、もっと深く掘っていけたことは幸せだった」と満足げな笑み。中島も、「どれくらい引っ張っていけるかと思っていたけれど最終的には共に歩くことができた」と称えた。
そして、中島は共演全員に別々のアレンジをした花束をサプライズでプレゼント。感謝の思いをこめたカスミソウ、祝福の意味のある青いバラは共通で、miletには、飾らない美しさという花言葉を持つピンクのラナンキュラスを添え「現場で自然体の美しさを何度も見させてもらった」と感謝。miletも、「素敵なメッセージでとてもうれしい。枯れても飾り続けます」と声を弾ませた。
中島は、その後、くす玉を割る演出と聞かされていたが、実は逆サプライズで、この日欠席した三木孝浩監督からの花束と劇中で使ったものと同じデザインのノートを贈られた。さらに、ノートには「健人くんの頭の中にはもう、目指す未来予想図があるはず。新しいページをめくって、リクのように自らの手でこれからも輝く人生を描いていってください」というメッセージがつづられていた。
これには中島も驚くことしきりで、「胸がいっぱいです。劇中でも大切なアイテムだったので、その思いをはせて物語を歩んでいきたい」と新たな意欲。桐谷が気遣ってハンカチを渡したが、「フライング・ハンカチってあり?ここでは泣けないっすよ」と強がっていた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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