THRJトラベル「シアトルで体験すべき5つのこと」
THRJがオススメする『今一番行きたい海外』最新情報
Vol.1「シアトル(USA) 〜前編〜」
海・湖・山に囲まれた、ワシントン州最大の都市シアトル。日本からは飛行機で9時間ほど…”一番近いアメリカ”としても知られる。
盛り上がるグルメシーン、ユニークな魅力を持つさまざまな地区、美しい海岸の風景。太平洋沿岸北西部に位置するダイナミックな都会の見どころをお伝えしよう。
1、『Twin Peaks』のロケ地Salish Lodge に泊まる
鬼才 デヴィッド・リンチが制作総指揮を執り、1990年から2シーズンにわたってアメリカでテレビ放送、1992年には映画化(『Twin Peaks: Fire Walk With Me』)もされたミステリー・ドラマ『Twin Peaks』のロケ地『Salish Lodge & Spa』。作品中の 「Great Northern Hotel」の外観に使われた当ホテルは雄大なスノコルミー滝を見下ろすシアトル随一のラグジュアリーホテルだ。
巨大なワインセラーをそなえたダイニングで食事のみの利用も可。大自然に育まれたオリジナルの百花蜜が有名で、ギフトショップで購入することができる。
2、国立公園に佇むホテル『Lodge at St. Edward』で極上スパ体験
1920 年代後半にエドワード ジョン オディア司教が購入、セント エドワード神学校の建設のために、366エーカーの土地をシアトルのローマ・カトリック大司教区に寄付した。神学校は、著名なシアトルの建築家ジョン・グラハム シニアによって設計され、1931 年に完成、45年間神学校として使われたのちワシントン州に売却された。2017年に官民パートナーシップを経てホテルへとリニューアル、豊かな自然に囲まれた『Lodge at St. Edward』が誕生した。余談だが、ジョン・グラハム & カンパニーは、象徴的なスペース ニードルを含む、シアトルおよび全国の多くの著名な建物を担当している。
自然に囲まれた静かな場所での極上のスパ体験が『Lodge at St. Edward』での楽しみ方。確かな技術を持ったセラピストによるスウェディッシュ・マッサージで日々の疲れから解放されて。
3、定番『スペース・ニードル』をフォトジェニックなアングルで楽しむ
シアトルのランドマーク「スペース・ニードル」。ビル群にニョキっと佇む姿はお馴染みだが、こんなアートに彩られたカラフルな姿はレアではないだろうか。
スペース・ニードル側にある美術館『チフーリ・ガーデン・アンド・ガラス』(Chihuly Garden and Glass)からはこんなドラマティックなスペース・ニードルが撮影できる。
シアトル・タコマ市出身の世界的に有名なガラス作家、デール・チフーリの特徴的な作品を多数展示したこの庭園は、エキシビション・ホール、庭園、ガラスハウスで構成される広大な庭。
自然に着想を得た彼の生命力あふれる作品は一見の価値ありだ。
4、MoPOP ポップカルチャー博物館で音と映画に触れる
シアトル出身でマイクロソフト共同創業者・慈善事業家だった故ポール・アレン氏が莫大な資金を提供して完成したポップカルチャー博物館『MoPOP』。
音楽やSF、ファンタジーまでアメリカのポップカルチャーをするユニークな美術館だ。ファンなら垂涎もののヒップホップ・レジェンドたちの貴重な写真は必見!
5、プロアイスホッケーチーム『Seattle Kraken』を応援する!
2021-2022年シーズンに NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)にデビューしたばかりの『Seattle Kraken』。エンターテインメント性に長けたアメリカ、ホッケーを観たことがない人でも十分に楽しめる演出満点に我々を出迎えてくれる。地元とスポーツファンと一緒に盛り上がるのも良き旅の思い出になることだろう。
協力:Visit Seattle / コーディネーター:松田 京子