【F1アブダビGP土曜日】角田裕毅が予選11番手、F1での将来は近く決定へ
2024F1最終戦アブダビGP土曜日。この日は今シーズン最後の予選が行われた。
F1アブダビGP予選結果
Visa Cash App RB(VCARB)の角田裕毅は、アブダビグランプリ予選でQ3進出まであと一歩及ばず、ヤス・マリーナ・サーキットで11番手の結果となった。チームメイトとの直接対決で6連勝を記録するなど、チーム内での実力を示しているが、自身のキャリアを左右しかねない重要な週末を迎え、プレッシャーが増している状況だ。
シーズンの成果と今後の展望
今シーズンの角田の走りは、レッドブルのドライバー編成を決める上で重要な判断材料となっている。チームメイトのリアム・ローソンとの予選対決で6-0と圧倒的な成績を残しているにもかかわらず、2026年のレッドブルのシートについては、ローソンが優位に立っているとの見方がある。セルジオ・ペレスの離脱が予想される中、この人事に関してF1界やファンから疑問の声が上がっている。
予選後の角田裕毅のコメント
「この状況では厳しい戦いになることは分かっていたが、もっと上を目指していた。Q2を通過できなかったのは残念だ」と角田は語った。
「コース上の混雑やピットレーンでの渋滞が課題だった。特に1秒を争う状況では、完璧な走りが必要だった」
決勝への意気込み
外部からのプレッシャーにもかかわらず、角田は冷静さを保ち、チームの成長を誇りに思うと表明。「明日はどんな展開になるか分からない。全力を尽くして前に進むことだけを考えている」と決勝への決意を示した。
F1アブダビGP予選全体の結果
予選ではマクラーレンのランド・ノリスがポールポジションを獲得し、チームメイトのオスカー・ピアストリと共にフロントローを独占。3番手にはフェラーリのカルロス・サインツが入った。
一方、メルセデスでの最後の予選となったルイス・ハミルトンは、Q1敗退という衝撃的な結果に。ハミルトンは16番手からレースをスタートさせる。
シーズン最終戦を控え、角田の戦いはF1の厳しさと予測不可能性を象徴している。将来がかかった中、アブダビでどのような走りを見せるのか、更に注目が集まっている。
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