ジェイソン・ステイサム主演『A Working Man』予想以上のヒットで北米首位 『白雪姫』は大コケ確定か

デヴィッド・エアー監督×ジェイソン・ステイサム主演の新作『A Working Man(原題)』が予想を上回る北米初週興収1520万ドルを記録し、ディズニー実写版『白雪姫』を抜いて首位発進した。
2位の『白雪姫』は、公開2週目で1420万ドルを記録。主演のレイチェル・ゼグラーに関する論争や悪評が響き、実写版は厳しい状況が続いている。北米の国内興収は30日まででわずか6680万ドル、世界興収は1億4310万ドルにとどまっている。
『白雪姫』の2週目の大幅な失速は、ディズニーにとってさらなる悪材料となった。制作・マーケティング費に約3億7000万ドルを投じたことを考えれば、同作はすでに“大コケ”の領域にある。
ステイサム主演の『A Working Man』は、エアー監督がシルヴェスター・スタローンと共同で脚本を手掛けたR指定のアクション作品だ。チャック・ディクソンの小説『Levon’s Trade』を原作とする本作には、ジェイソン・フレミング、メラーブ・ニニッゼ、マクシミリアン・オシンスキー、マイケル・ペーニャ、デヴィッド・ハーバーらが出演している。
物語は、華々しい軍歴を持ちながらも、建設業での静かな生活を選んだ元工作員(ステイサム)を中心に展開する。だが、家族同然の存在である雇い主の娘が人身売買組織にさらわれたことで事態は一変。彼女を取り戻そうとする中で、想像を超える巨悪の存在が明らかになっていく。
以下、最新の北米興収ランキング
1.『A Working Man』(1520万ドル)
2.『白雪姫』(1420万ドル)
3.『The Chosen: The Last Supper (Part One)』(1150万ドル)
4.『The Woman in the Yard』(950万ドル)
5.『Death of a Unicorn』(560万ドル)
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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