俳優ラッセル・ブランド、強姦と性的暴行で起訴 ロンドン警視庁が認める

イギリスのコメディアン・俳優のラッセル・ブランド(49)が、強姦および性的暴行の罪で正式に起訴された。同国の検察庁(CPS)は4日、ロンドン警視庁に対し、捜査の結果としてブランドを起訴する権限を与えたと発表した。
ロンドン警視庁によると、ブランドは強姦・性的暴行など計5件の罪に問われており、同俳優は5月2日に法廷に出廷する予定である。
起訴内容は、1999年に英ボーンマス地域で発生した強姦、2001年にロンドン・ウェストミンスターで起きた女性へのわいせつ暴行、2004年の同地域での強姦および性的暴行、さらに2004~05年にかけての女性への性的暴行に関連するものであると警察は説明している。
捜査は2023年9月、英チャンネル4の「Dispatches」や「サンデー・タイムズ」による報道を受け、多くの告発が寄せられたことをきっかけに開始。そのうちの1人の女性は、ブランドが自身が31歳、彼女が16歳のときに交際していたと証言した。関係は3か月続いたが、ブランドは「感情的に虐待的で支配的」だったと語っている。また別の女性は、2012年にロサンゼルスの自宅でブランドに強姦されたと「サンデー・タイムズ」に訴えている。
ブランドは2006年から2013年にかけて、さまざまなテレビ番組で活躍し、名声の絶頂期にあった。この期間の告発について、同俳優はすべて否定している。
また、2006年から2008年にかけて、ブランドがBBCの「6 Music」や「Radio 2」に出演していた際の振る舞いに関する調査では、共演者たちが「彼は常に自分の思い通りにし、誰も逆らえなかった」と考えて沈黙していたことが示された。この報告の中で、ブランドがロサンゼルスのBBC支局のトイレで女性に自身の局部を露出したとの告発も含まれており、BBCは職員に謝罪を表明した。
歌手ケイティ・ペリーの元夫であるブランドは現在、英国には住んでおらず、キリスト教信仰に自身の活動の多くを捧げている。またブランドは、すべての関係は合意のもとであったと主張し続けている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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