セバスチャン・スタン、『サンダーボルツ*』で『許されざる者』のイーストウッドを意識「すべてを経験した年配の男」

セバスチャン・スタンはクリント・イーストウッドを「サンダーボルト*」のために導きました
2025年4月28日(現地時間)、映画『サンダーボルツ*』のプレミアに出席したセバスチャン・スタン 写真:Jesse Grant/Getty Images for Disney
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マーベル・スタジオの最新作『サンダーボルツ*』が現地時間4月28日(月)、ロサンゼルスにてプレミアが開催され、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ハナ・ジョン=カーメン、ルイス・プルマンといった豪華キャスト陣がレッドカーペットに登場した。

本作は、エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、レッド・ガーディアン、ゴースト、タスクマスター、ジョン・ウォーカーといった型破りなアンチヒーローたちが、政府主導の危険な任務に挑む姿を描くアクション超大作である。近年、作品ごとに評価が分かれていたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)だが、本作は公開前から好意的なレビューを集めており、シリーズ再浮上のきっかけとしても注目されている。

長年バッキー・バーンズを演じてきたセバスチャン・スタンは、米『ハリウッド・リポーター』のインタビューに応じ、「こうしたキャラクターたちの関係性はいつも興味深い。彼らは果たしてヒーローなのか、それともヴィランなのか。その境界線が曖昧だからこそ面白い。バッキー自身も長年その立ち位置を探ってきたし、彼らもまたそうである」と語った。

スタンは『キャプテン・アメリカ』シリーズをはじめ、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』、さらに今後公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』など、多くのMCU作品に出演してきたベテラン俳優である。

「バッキーにとって最も過酷な時期はすでに過ぎ去ったと感じている。今回の『サンダーボルツ*』では、『許されざる者』のクリント・イーストウッドのような、すべてを経験した年配の男を意識して演じた。“俺の言うことを聞いておけ”という雰囲気だ。そこにユーモアを込めたつもりである。今回のバッキーを観客がどう受け取るか、非常に楽しみだ」とも語っている。

一方、チームのリーダー的存在であるエレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューは、MCU作品の独自性についてこう語る。

「マーベル映画の現場は本当にクレイジー。『これ本当にやるの?』と毎回驚かされる。ある日突然『ワイヤーで宙づりになります』と告げられたり、『世界で2番目に高いビルから飛び降りる予定だけど、どう思う?』と聞かれたりする。普通の映画現場では絶対に考えられない。まさに非日常の連続である」と、ユーモアを交えてコメントした。

また、CIA長官ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌを演じるジュリア・ルイス=ドレイファスも、「このジャンルの作品に関われることは、何にも代えがたい喜び。ほんの小さな役でも出演できるのは本当に光栄であり、こんなに楽しい経験に参加しない理由が見つからない」と笑顔で語った。

映画『サンダーボルツ*』は、2025年5月2日より日米同時公開となる。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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