キャシー・ベイツ、『ミザリー』映画版で原作の“ある展開”が削られ不満「本当にショック」

キャシー・ベイツ、『ミザリー』(1990)写真:Columbia/Courtesy Everett Collection
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オスカー俳優のキャシー・ベイツが、スティーヴン・キングの1987年の小説に基づく1990年のホラー映画『ミザリー』を振り返り、映画版で削られたしまった“ある展開”への思いを語った。
ロブ・ライナー監督の同作は、ベイツが演じるアニーが自動車事故に遭った人気作家ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)を「救出」するという物語。しかしポールは、アニーから様々な拷問を受けことになる。原作ではポールが足を切断されるという衝撃的な描写があるが、映画版ではこの展開がカットされている。
ライナーと共にTCMクラシック映画祭のステージに登壇したベイツは、変更に不満を抱いていたことを明かした。「その部分を削ったと聞いて、本当にショックだったんです。まったく納得できませんでした」
ベイツの演技は高く評価され、結果として1991年にアカデミー賞主演女優賞を受賞。一方でライナーは当時、受賞は難しいと考えていたという。
「あなたは『キャンペーンしても無理だよ、取れっこない』って言ったよね。ホラー映画だから、アカデミー賞は無理だろうって」とベイツが語りかけると、ライナーは「君は立ち上がって『イエーーーッ!』って叫んでいたよ」と受賞の瞬間について振り返った。
それでも、ベイツは初めて映画を観たとき、非常に恐怖を感じたそうだ。「あの時は、自分のキャリアが終わったと思いました」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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