MCU版『X-MEN』、監督候補に『サンダーボルツ*』のジェイク・シュライアーが浮上

マーベル最新作『サンダーボルツ*』で監督を務めたジェイク・シュライアーが、映画の成功を受けて、『X-MEN』の映画リブートの監督候補として交渉に入っていると報じられている。
マーベルはここ数週間、リブート版『X-MEN』の監督探しを進めてきたが、今週に入りシュライアーの起用が現実味を帯びてきた。シュライアーの『サンダーボルツ』は公開初週に7430万ドルの興行収入を記録し、観客からの評価も高かったことが、今回の交渉に繋がったと見られる。
プロジェクトは現在、初期段階の交渉に入っており、正式なタイトルや公開時期はまだ発表されていない。脚本は『ハンガー・ゲーム0』のマイケル・レスリーが担当しており、製作はマーベル・スタジオの代表ケヴィン・ファイギが手掛ける予定だ。
『X-MEN』シリーズは、1960年代にスタン・リーとジャック・カービーが生み出した人気コミックで、2000年にブライアン・シンガー監督の手で実写映画化されて以降、長年にわたり20世紀フォックスの収益源となってきた。しかし、2019年公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』で勢いを失い、スピンオフ作品『ニュー・ミュータント』もパンデミックの影響で不振に終わった。
その後、ディズニーが20世紀フォックスを買収したことで、『X-MEN』の権利はマーベル・スタジオに移行。マーベルは『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でパトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXをカメオ出演させるなど、リブートへの布石を打ってきた。さらに、『デッドプール & ウルヴァリン』ではヒュー・ジャックマンが再びウルヴァリンとして登場し、ファンの期待感を煽っている。
来年公開予定の『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』では、多くのオリジナルキャストが再登場する予定であり、これが『X-MEN』リブートへの橋渡しとなるのではないかと噂されている。今回のシュライアーの起用は、マーベルが今後のX-MENプロジェクトを本格化させる第一歩と見られている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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