実写版『リロ&スティッチ』、米国興収予測は1億6500万ドル ― メモリアルデー連休の注目作

(L-R) Sydney Agudong as Nani, Maia Kealoha as Lilo and Stitch in Lilo and Stitch
(左から)シドニー・アグドンがナニ役、マイア・ケアロハがリロ役、そしてスティッチ 写真:Courtesy of Disney
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5月23日に米国で公開されるディズニーの実写版『リロ&スティッチ』と、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作という豪華コンビの登場で、米国映画市場は例年以上の盛り上がりを予感させる。

この2作品は、メモリアルデー連休の興行収入において歴代最高記録を塗り替える可能性が高い。過去には2013年、『ワイルド・スピード EURO MISSION』と『ハングオーバー!!! 最後の反省会』が合わせて3億600万ドルを稼ぎ出し、当時の興行収入最高記録を樹立した。また、2007年には『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』と『シュレック3』が同時期に公開され、それぞれ1億4000万ドル、6700万ドルの興行収入を記録している。

映画市場調査会社National Research Group(NRG)が発表した最新の興行予測では、『リロ&スティッチ』の4日間オープニング収入が1億6500万ドルに達する見込みだ。これはトム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』の4日間興行収入1億6000万ドルを超え、メモリアルデー連休歴代最高のオープニング記録となる可能性がある。

実写版『リロ&スティッチ』は、2002年のオリジナル作品やテレビシリーズを観て育ったZ世代や若いミレニアル世代の女性たちを中心に高い支持を集めており、ノスタルジー効果が強く働いている。

一方、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、製作費が4億ドルと過去最高クラスの規模でありながら、トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督が過去の失敗を踏まえて作品を再構築したことから、幅広い層の観客から高い期待を寄せられている。特に中年層の男性や若年層の男性から強い支持を受けており、シリーズの新たな金字塔を打ち立てることが予想される。

これらの大型作品の公開は、夏の映画興行を活気づけるだけでなく、過去の名作群の価値向上にも寄与する見込みである。今後数週間の興行動向が注目される。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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