ライアン・レイノルズ、ディズニーにR指定版『スター・ウォーズ』を提案したことを明かす

俳優ライアン・レイノルズが、『デッドプール&ウルヴァリン』のR指定映画としての成功を受け、ディズニーに対してR指定版『スター・ウォーズ』作品の制作を提案していたことが明らかになった。
レイノルズは、映画業界のポッドキャスト『The Box Office』に出演し、「ディズニーに、R指定版の『スター・ウォーズ』をやってみないかって提案したんだ」と語った。
「必ずしも主要キャラクターじゃなくてもいいし、スター・ウォーズの世界にはたくさんのキャラクターがいる。R指定っていっても下品にしたいわけじゃない。感情を描くための“トロイの木馬”としてR指定を使いたい。スタジオはなぜこういう賭けに出ないのか、いつも不思議に思ってるよ」と続けた。
ただし、自身が出演することには否定的である。「自分が出演するのは合わないと思う」と語り、代わりにプロデューサーや脚本家として裏方で関わりたい意向を示している。
「『スター・ウォーズ』のような大型IPは、“希少性”と“驚き”によってこそ魅力を発揮すると思う。Disney+の影響で、近年はその“希少性”が薄れてしまったが、まだ“驚き”を届ける余地はあるはず」と語った。
レイノルズは、マーベル・スタジオおよびディズニーと共に、R指定映画として歴代最高の興行収入を記録した『デッドプール&ウルヴァリン』で主演・脚本・製作を務めており、R指定作品への深い理解を持っている。
一方、『スター・ウォーズ』シリーズでは、これまでR指定作品は製作されておらず、比較的重厚なテーマを描いたのはDisney+のドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』程度である。
また、『スター・ウォーズ』とは別に、レイノルズは現在、X-MENのキャラクターを数人登場させる新たな『デッドプール』映画の構想も検討していると、米『ハリウッド・リポーター』が報じている。そこではデッドプールが脇役として登場する可能性があるという。
今後、レイノルズの提案がディズニーにどのように受け止められるかは不明であるが、R指定作品に対する彼の情熱と独自のビジョンは、多くのファンにとっても興味深い試みであることは間違いない。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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