チャッキー人形のスーツアクターを務めた俳優エド・ゲイルさん死去、61歳

『チャイルド・プレイ』でチャッキー人形のスーツアクターを務めたことで知られる俳優、エド・ゲイルさんが死去した。61歳だった。

身長約102cmという小柄な体格で知られたゲイルさんは、5月27日（現地時間）、ロサンゼルスにて亡くなった。死因は明らかにされていない。訃報は、姪のケイシー・ゲイルさんが5月29日にFacebookで明かした。

「重い気持ちと、意外に軽い棺とともに、叔父エド・ゲイルの突然の逝去をお知らせします。エドは最後のカーテンコールを終え、いまはあの世で主役を務めています。彼は20歳のとき、わずか41ドルと夢を持ってカリフォルニアに向かい、それ以来一度も振り返ることはありませんでした」と彼女は綴っている。

映画やテレビ、CMなど130本以上の作品に出演したゲイルさんは、1988年公開のホラー映画『チャイルド・プレイ』で殺人鬼の魂が乗り移ったチャッキー人形のスーツアクターとして出演し、続編の『チャイルド・プレイ2』（1990年）でも同役を務めた。

ゲイルさんのハリウッドでの大きな転機となったのは、1986年の映画『ハワード・ザ・ダック／暗黒魔王の陰謀』だった。本作で、彼は主人公ハワードのスーツアクターとして10か月間毎日スーツに入り、キャラクターに命を吹き込んだ。

その後もメル・ブルックス監督の『スペースボール』をはじめ、1980年代から90年代にかけてカルト映画やファミリー映画に多数出演。『ちびっこギャング』や『エルム街の悪夢ザ・リアルナイトメア』など、ジャンルを問わず幅広い作品で存在感を発揮した。さらに、ジョージ・クルーニー主演の『オー・ブラザー！』にも出演し、長きにわたり映像作品に独自の個性と輝きを添え続けた。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。

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