【訃報】『GOTHAM/ゴッサム』『デアデビル』出演俳優デヴィン・ハージェス、がんとの闘病の末、41歳で逝去

デヴィン・ハージェス Courtesy
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『MANIFEST/マニフェスト』(別名:『マニフェスト 828便の謎』)、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『デアデビル』などの人気ドラマシリーズで知られる俳優デヴィン・リー・ハージェスが逝去した。41歳だった。

デヴィン・ハージェスは火曜日、ニューヨーク市のマウント・サイナイ・ウエスト病院で息を引き取った。2月にがんと診断されて以降、闘病を続けていたと米『ハリウッド・リポーター』が報じた。

テレビドラマ界での幅広い活躍

HBO『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』での注目演技

デヴィン・ハージェスはテレビ界での活躍で特に知られており、米HBOの人気ドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』では伝説的ボクサーのジャック・デンプシー役を演じて話題となった。

マーベル・DC両作品での存在感

コミック原作の作品でも印象的な演技を披露しており、マーベルのドラマシリーズ『デアデビル』ではライカーズ島で働く看護師オスカー役、DCの『GOTHAM/ゴッサム』では銀行の警備員クライド役を演じた。両作品ともファンから高い評価を受けている。

その他の代表的な出演作品には以下がある:

  • 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(Netflixで配信中)
  • 『ブルーブラッド~NYPD家族の絆~』(Huluで配信中)
  • 『FBI:特別捜査班』(U-NEXT、Huluで配信中)
  • 『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』(Huluで配信中)
  • 伝記映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』(U-NEXTで配信中)

テキサス出身、演技の道へ

1983年7月29日、テキサス州ラボックで生まれたハージェスは、幼少期から動物を愛し、馬に囲まれて育った。しかし演技への情熱を発見した後、大学で演技を学び、プロとしてのキャリアを追求するためニューヨーク市に移住した。

ニューヨークでは学生映画、オフ・ブロードウェイの舞台、インディペンデント映画などから経験を積み重ね、着実にキャリアを築き上げていった。

遺作となった『MANIFEST/マニフェスト』

ハージェスの最後の大きな仕事となったのは、NBCの超自然的ドラマ『MANIFEST/マニフェスト』シーズン3でのピート・ベイラー役だった。同役で9エピソードに出演し、シリーズの重要な展開に貢献した。

業界への貢献

デヴィン・ハージェスは、テレビドラマ界において脇役でありながらも印象に残る演技で多くの作品に貢献した。特にコミック原作の作品では、原作ファンからも愛される繊細で力強い演技を披露していた。

学生映画からスタートし、最終的にはHBOやNetflix、NBC、マーベルといった大手ネットワークの作品で活躍するまでに成長したハージェスのキャリアは、多くの志望俳優にとっても励みとなる軌跡であった。

名脇役俳優の41歳という若さでの訃報は、テレビ・映画業界にとって大きな損失である。彼が残した数々の印象的な演技は、ファンや業界関係者の記憶に永遠に刻まれることだろう。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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