SFコメディ映画『スペースボール2』に、ルイス・プルマンが父ビル・プルマンと共に親子共演へ

ルイス・プルマン 写真:Jamie McCarthy/Getty Images for Disney
ルイス・プルマン 写真:Jamie McCarthy/Getty Images for Disney
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1987年に公開されたSFコメディ『スペースボール』は、『スター・ウォーズ』をはじめとするSF作品のパロディとしてカルト的な人気を集めた。そんな同作の続編の製作が発表された。さらに、主演ビル・プルマンの息子ルイス・プルマンが出演交渉中であることが明らかになった。ビル・プルマンは、オリジナルで演じたハン・ソロ風キャラクターのローン・スター役を再び演じる予定だ。

続編でルイス・プルマンが演じるのはスターバースト

ルイス・プルマンは、注目の若手俳優であり、エミー賞にもノミネートされた実力派だ。今回の続編では、ローン・スターとヴェスパ女王の息子スターバースト役を演じる予定である。

彼は、西部劇映画『ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』(2017)で父ビル・プルマンと共演し、俳優としてのキャリアをスタートさせた。それ以降は、『トップガン マーヴェリック』(2022)やマーベル・スタジオの『サンダーボルツ*』(2025)などの大作に出演し、自身の道を切り開いてきた。さらに、『レッスン in ケミストリー』(2023)ではエミー賞にもノミネートされている。

そして今、彼は再び父とスクリーン上で共演する準備が整い、『スペースボール』続編への出演交渉に入っている。

キャスト・スタッフ陣と公開時期

続編はAmazon MGMスタジオが製作し、2027年に劇場公開を予定している。監督は、『スラムドッグス』(2023)やNetflix映画『ウィル&ハーパー』のジョシュ・グリーンバウム。脚本は、『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』(2023)、『名探偵ピカチュウ』(2019)を手掛けたダン・ヘルナンデス&ベンジー・サミット、さらに『アナと雪の女王』(2014)のオラフ役として知られるジョシュ・ギャッドが担当する。ギャッドは主演にも名を連ねている。また、『NOPE/ノープ』に出演したキキ・パーマーも、新キャラクターのデスティニー役で登場する。

オリジナルキャストも続投予定

また、本作では、オリジナルキャストもカムバックする。ダーク・ヘルメット役(ダース・ベイダー風キャラ)のリック・モラニスや、ヴェスパ姫役(レイア姫風キャラ)ダフネ・ズニーガが再登場予定だ。さらに、メル・ブルックスも再びヨーグルト役(ヨーダ風キャラ)で出演する。

SFコメディ映画『スペースボール』(1987)写真:MGM/Photofest
SFコメディ映画『スペースボール』(1987)写真:MGM/Photofest

『スペースボール2』詳細なストーリーは未発表

一方で、タイトル、物語の詳細や残りのキャストについては、まだ明かされていない。関係者の間では「前日譚でもリブートでもない続編第2弾。ただしリブート要素を含んだフランチャイズ拡張型作品」と表現されている。Amazonは公式な説明を避けている。

ルイスが語る“父との共演”への想い

ルイス・プルマンは長年、俳優としてのキャリアを父との関係とは切り離して築きたいと考えていた。しかし近年、その考えを改めたという。彼は先月の米『ハリウッド・リポーター』(THR)の取材でこう語っている。

「長い間、自分一人でやるんだって頑なになっていた。でも、今はそのこだわりを手放して本当に良かったと思ってる。今では、父といろんな経験を共有して、アドバイスをもらえることが本当に貴重なことなんだと感じている」

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら



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