Netflixが80年代名作ゲーム『ドラゴンズレア』を実写映画化、ライアン・レイノルズ製作

1980年代に大ヒットしたアーケードゲーム『ドラゴンズレア(原題:Dragon’s Lair)』の映画化が進行している。Netflixが企画する本作で、ジェームズ・ボビン監督がメガホンを取る方向で交渉中だ。プロデューサーはライアン・レイノルズで、かつては主演も予定されていたが、現在は出演しない見込みである。
人気ゲーム『ドラゴンズレア』実写化プロジェクト
『ドラゴンズレア』は、かつてアメリカで最も人気のあったゲームだった。1983年に登場し、映画のようなアニメーションと、物語を進行させるためにレーザーディスクを使用する革新的な技術によって、アーケード業界に革命をもたらすと期待された。アニメーションを手がけたのは、のちに『アメリカ物語』(1986)や『天国から来たわんちゃん チャーリーのお話』(1989)を監督したドン・ブルースである。
しかし、こうした技術・スタイルは、期待されたほどには普及しなかった。それでも、このゲームは特定の世代にとって、今なお記憶に残る懐かしい作品として語り継がれている。(Netflixの80年代が舞台のドラマ『ストレンジャー・シングス』にも登場した。)
物語は騎士ダークが、邪悪なドラゴンと魔法使いからプリンセス・ダフネを救うという王道ファンタジーである。
ジェームズ・ボビン監督が指名された理由
ボビンは、映画『ザ・マペッツ』シリーズ(2012-2014)の監督として知られ、コメディと音楽、温かみのある演出で評価されている。また『劇場版 ドーラといっしょに大冒険』(2019)や、ベストセラー小説シリーズを実写ドラマ化した『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2023)など、ファミリー向け作品にも実績がある。本作のファンタジー色とも相性が良いと期待されている。
企画は2020年から進行しているものの、キャスティングや制作開始の詳細は未発表のままである。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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