韓国アクション映画おすすめ10選！『The Witch 魔女』から号泣必須の名作『シルミド』まで

ドラマ『イカゲーム』や映画『パラサイト 半地下の家族』など次々に話題作を生み出す韓国。

アクション映画も見応えのある作品がたくさんある。アクションシーンだけでなく重厚な人間ドラマがしっかり描かれているのが魅力だ。

そこでこの記事ではザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンが韓国アクション映画10作品を厳選。

涙なしでは見られない実録ドラマから、未知のウイルスが襲いかかるパニックアクション作品まで幅広くご紹介する。

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※配信先情報は2025年6月30日時点の情報です。

『新感染　ファイナル・エクスプレス』（2016年）

ソウルからプサンへ向かう高速鉄道KDXの車内で、狂暴化するウイルスによるパンデミックが発生。時速300キロで走行する密室で、乗客たちが次々と未知のウイルスに侵されていく。感染すれば死を意味するなか、父と幼い娘、妊娠中の妻と夫らは生き残りをかけ戦いへと挑む。『イカゲーム』、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』出演俳優コン・ユ主演のパニックアクション。

『グエムル -漢江の怪物-』（2006年）

韓国映画界の巨匠、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督が手掛けたモンスターパニックアクション映画。ソウルの中心を流れる大河・漢江に怪物グエルムが出現。娘をグエルムにさらわれてしまった家族の奮闘を描く。出演は『サムシクおじさん』のソン・ガンホ、ぺ・ドゥナほか。韓国で観客動員数1300万人を突破し大ヒットを記録した。

『シルミド』（2003年）

韓国政府により隠蔽されていたシルミド事件を描いた号泣必須の実録ドラマ。1968年、北朝鮮により青瓦台襲撃未遂事件が発生。韓国政府は報復のため、31人の死刑囚をシルミド島に集め極秘に金日成暗殺の指令を下す。彼らは3年もの間、特殊工作員として過酷な訓練を続ける。ついに暗殺命令が下されるが、政府は施策を大きく変更していき…。

『EXIT イグジット』（2019年）

少女時代ユナの映画初主演となるサバイバル・パニック映画。有毒ガスが上昇するなか、超高層ビルの屋上から命綱なしの脱出劇を描く。韓国の都市で原因不明の有毒ガスが発生し、人々が倒れ街中がパニックになる。その頃、高層ビルで青年ヨンナム（演：チョ・ジョンソク）は母の古希のお祝い会に出席。そこで大学時代に想いを寄せていた後輩ウィジュ（演：ユナ）と再会するが、有毒ガスは高層ビルにも迫ってきていた。人気韓国映画シリーズ『ベテラン』、『モガディシュ 脱出までの14日間』など多くのアクション映画を手がけたリュ・スンワンが制作に携わっている。

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『プンサンケ』（2011年）

38度線を越え韓国と北朝鮮を3時間で行き来する謎の運び屋は、北朝鮮のタバコ「豊山犬（プンサンケ）」を吸うことからプンサンケと呼ばれていた。離散した家族や恋人の荷物や手紙を送り届けている。ある日、亡命した北朝鮮の元高官の愛人イノクを韓国に連れてくるという依頼が入る。捕まらずに3時間以内に38度線を突破していくシーンではスリルと緊張感が最高潮に達し、思わず手に汗握る。

『モガディシュ 脱出までの14日間』（2021年）

ソマリアで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員の脱出劇を描いた実録サスペンス。1991年のソマリアで、韓国政府は国連加盟を目指しロビー活動をしていた。しかし北朝鮮も国連加盟を目指しており、互いの妨害工作がエスカレートしていく。そんな中、ソマリアで内戦が勃発し、大使館を追われた北朝鮮のリム大使（演：ホ・ジュノ）は、韓国大使館に保護を求めることに。監督は『ベテラン』シリーズ、『ベルリンファイル』のリュ・スンワンが務めた。

『The Witch 魔女』（2018年）

遺伝子操作された施設から8歳の時に脱走し、記憶を失ったジャユン（演：キム・ダミ）は、酪農家の娘として育てられる。それから10年後、頭の手術が必要になったジャユンは費用を得るため歌のオーディションに参加する。しかしテレビ番組で特異な能力を披露したことで謎の男たちに追われることに。主演は『梨泰院クラス』でも知られるキム・ダミ。第22回ファンタジア国際映画祭・最優秀女優賞ほか数々の賞を受賞した。

『マイウェイ 12,000キロの真実』（2011年）

韓国のスパイアクション映画『シュリ』（1999年）のカン・ジェギュ監督がメガホンをとった感動ドラマ。中国、ソ連からノルマンディと12,000kmに渡り戦争に翻弄された2人の青年を描く。1928年、日本に統治された朝鮮の京城。長谷川辰雄（演：オダギリジョー）は使用人として雇われた少年ジュンシク（演：チャン・ドンゴン）と出会う。それから11年後、日本兵として戦うジュンシクは軍人となった辰雄と再会する。主演はオダギリジョーとチャン・ドンゴン。共演はファン・ビンビン、山本太郎、鶴見辰吾ほか。

『最後まで行く』（2014年）

ある事件を隠蔽した刑事が追い込まれていくサスペンスアクション。刑事ゴンス（演：イ・ソンギュン）は警察署へ向かう途中に人をはねてしまう。事件を隠蔽しようと遺体を車のトランクに入れ、母の棺桶と一緒に埋葬する。しかし事件を目撃したという謎の男から電話がかかってくる。2023年に日本でリメイクされ、主演を岡田准一、綾野剛が務めた。

『パーフェクト・ドライバー／成功確率100％の女』（2022年）

ワケありの荷物を運ぶ特殊配送会社で働く天才的ドライバーのウナ（演：パク・ソダム）。ある日、海外逃亡を図る賭博業を営む野球選手と息子を運ぶ依頼を受ける。しかしアクシデントにより依頼人不在のまま息子と金庫の鍵を抱え、悪徳警官、殺し屋らに追いかけられる。『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが主演を務めた韓国製カー・アクション映画。

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