映画『ウィキッド 永遠の約束』ロンドンプレミア開催!ジョン・M・チュウ監督が語る“夢の完結”
2026年3月に日本公開予定の映画『ウィキッド 永遠の約束』のヨーロッパプレミアが現地時間11月10日(月)、ロンドンのレスター・スクエアで華やかに開催された。
プレミアには、グリンダ役のアリアナ・グランデとエルファバ役のシンシア・エリヴォのふたりが黒のエレガントなドレスをまとって登場。ジョナサン・ベイリー(フィエロ役)、ジェフ・ゴールドブラム(オズの魔法使い役)、ミシェル・ヨー(マダム・モリブル役)ら豪華キャストとともに、“イエロー・ブリック・ロード”を模したカーペットを歩いた。

また会場には、グリンダの王冠をつけたファンや、顔を緑に塗った“エルファバ・ファン”が駆けつけ、シリーズを支えてきたキャスト陣の晴れ姿に熱狂した。
『ウィキッド 永遠の約束』は、『オズの魔法使い』の出来事と並行して描かれる物語。“善良な魔女”グリンダと、魔法使いの親衛隊長となったフィエロは、オズの魔法使いの代弁者としてオズの人々に語りかける。一方、マダム・モリブルは虚偽の物語を広め、エルファバを完全に葬り去ろうと画策する。だが、エルファバの戦いはまだ終わっていなかった――。

ステージに登壇したプロデューサーのマーク・プラットは、会場の観客に向けて次のように語った。「まるで故郷に帰ってきたような気分です。そして皆さんもご存じのとおり、“家ほどすばらしい場所はありません”。この『ウィキッド』シリーズという家は、想像力と才能、技術、そして人間性に満ちたすばらしい映画作家の心によって、1つひとつレンガを積み上げるように築かれたのです」
続いて登壇したジョン・M・チュウ監督は、感慨深げにこう語った。「ときには、とても大きなものを作ろうとしたり、これまで以上に大きな夢を見ようとすると孤独を感じることもあります。でも、さきほど“イエロー・ブリック・ロード”の上で、シンシアとアリアナとジョニー(ジョナサン・ベイリー)と腕を組んだとき、私たちの“夢のような妄想”が、とても現実的なものに感じられました。この映画を皆さんと共有できることを本当に幸せに思います」

チュウ監督による第1作『ウィキッド ふたりの魔女』は批評家から高い評価を受け、世界中で大ヒットを記録。その勢いはアカデミー賞にも及び、シンシア・エリヴォが主演女優賞、アリアナ・グランデが助演女優賞にノミネートされ、作品賞候補にも名を連ねた。
映画『ウィキッド 永遠の約束』は、2026年3月に日本公開。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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