日本公開から50年!『悪魔のいけにえ 4K』2026年1月公開決定 ―― 戦慄の30秒予告&ティザービジュアル解禁

『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』場面写真 ©MCMLXXIV BY VORTEX,INC.
『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』場面写真 ©MCMLXXIV BY VORTEX,INC.
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ホラー映画史に刻まれた伝説的作品が、半世紀の時を経て再び日本のスクリーンに帰ってくる。1975年の日本公開から50周年を迎える『悪魔のいけにえ』が、最新の4Kデジタルリマスター版として2026年1月9日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。



▼ホラー映画の最高傑作が4Kで鮮烈に甦る

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■高画質を追求したニューテレシネ・HDリマスター&新規完全5.1ch化

『悪魔のいけにえ』は、ホラー映画の最高傑作として世界中の映画ファンから絶大な支持を受けてきた作品。1975年、日本の観客はスクリーンに映し出された生々しい狂気に凍りついた。理屈も情けも通用しない暴力、耳を裂くチェーンソーの絶叫。それは「恐怖」という感情の原液を、観る者の脳髄に直接叩きつけるような体験だった。

旅行中の若者たちが、テキサスの片田舎でふと立ち寄った一軒家で出会った殺人鬼一家。本作が商業デビューとなったトビー・フーパー監督が、世界中の映画ファンに「決して逃れられない絶望」というトラウマを焼き付けた。すべての恐怖の原点が、ここから始まったのである。

▼監督監修の4Kリマスターがさらなる進化

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■デジタル修復された本編マスターを使用した<40周年記念版>



公開50周年記念版の4Kリマスターは、2014年の40周年時にトビー・フーパー監督が監修したバージョンをベースとしている。40周年版の修復では、まずオリジナルの16mmフィルムネガを4Kスキャン。フィルムについた傷や汚れ、ゴミはデジタル技術で丹念に除去され、クリーンな映像が実現した。

一方で、本作特有のドキュメンタリータッチを生むザラザラした粒子感は、監督の意図を尊重し意図的に残されている。50周年記念版では、この4K素材を最新の映像技術でさらにアップグレード。従来は潰れていた暗部のディテールや、テキサスの乾いた日差し、鮮烈な色彩表現を向上させ、音声もオリジナルの意図した恐怖を最大限に引き出した仕上がりとなっている。

▼タランティーノ、スピルバーグら世界的巨匠が絶賛

『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』30秒予告

解禁された30秒予告は、不気味な真夏の満月が映し出されるところから幕を開ける。灼熱の8月、テキサスの片田舎へワゴン車でドライブ旅行に出かけた若者たちの一行。夕暮れ時、彼らはある一軒家に立ち寄ることにした。恐る恐る扉を開けた瞬間、レザーの仮面を被った大男レザーフェイスが雄叫びとともに飛び出してくる。その手には、轟音を響かせるチェーンソーが――。若者たちは、必死に逃げ惑う。

『悪魔のいけにえ』は、世界の名だたる巨匠をも唸らせる。クエンティン・タランティーノ監督は、「数少ない完璧な映画の1つです」と絶賛。スティーヴン・スピルバーグ監督も「いま観ても最高に怖いです」とコメントを寄せている。

▼衝撃のティザービジュアルも解禁

『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』ティザービジュアル ©MCMLXXIV BY VORTEX,INC.
『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』ティザービジュアル ©MCMLXXIV BY VORTEX,INC.

公開50周年記念版ティザービジュアルには、ホラー映画のアイコンともいえる殺人鬼レザーフェイスと、恐怖に顔をゆがませるサリー、大きく見開かれた目のショット、若者たちの緑色のバン、人肉ソーセージなどが描かれている。さらに下部には、捕らえられた若者の姿など、劇中の衝撃的なシーンが詰め込まれている。

世界でファンを多く持つアーティスト、Rockin’Jelly Beanによる鮮烈な色彩で劇中の衝撃的なアイコンが濃密に描かれたイラストは、2022年に映画ファンから絶大な支持を得るアメリカのポップカルチャーグッズ販売会社・Mondoとのコラボレーション用に制作されたものを公開50周年記念として特別にリデザイン。数々の話題作を手がける人気グラフィックデザイナー、大島依提亜のデザインによって、作品への愛と狂気に溢れたビジュアルが完成した。

▼『悪魔のいけにえ 4K』ムビチケオンライン販売も開始

レザーフェイス‐悪魔のいけにえ [Blu-ray] 引用元:Amazon
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■『悪魔のいけにえ』の正当な前日譚にして、トビー・フーパー最後のプロデュース作品

11月28日(金)正午より、『悪魔のいけにえ 4K』はムビチケオンラインでの販売(https://store.moviewalker.jp/)も開始されている。鮮やかに、そしてさらに凶暴に甦り、50年の時を経て再び人々を恐怖に陥れ、最高に不快にし、日本をどん底に突き落とす本作。ホラー映画史上最も重要な作品が、この冬、鮮烈に4Kデジタルリマスターでスクリーンに復活する。

『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』は、2026年1月9日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。

<『悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版』作品情報>

  • 監督・製作:トビー・フーパー 脚本:キム・ヘンケル、トビー・フーパー
  • 出演:マリリン・バーンズ、アレン・ダンジガー、ポール・A・パーテイン
  • 1974年/アメリカ/カラー/83分/原題:THE TEXAS CHAIN SAW MASSACRE 配給:松竹 R15+
  • 公式サイト:movies.shochiku.co.jp/akumanoikenie/ Xアカウント:https://x.com/shochiku_youga

記事/和田 萌

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