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ミシェル・ヨー、ベルリン国際映画祭2026で名誉金熊賞 涙のスピーチで父への感謝も

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ミシェル・ヨー、ベルリン国際映画祭2026で名誉金熊賞 涙のスピーチで父への感謝も
(左から)ショーン・ベイカー監督、ミシェル・ヨー=ベルリン国際映画祭2026にて 写真:Getty
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現地時間2026年2月12日、第76回ベルリン国際映画祭が開幕し、オスカー俳優のミシェル・ヨーが名誉金熊賞を受賞した。ヨーはスピーチで自身のキャリアを振り返り、次世代の映画制作者へのメッセージや亡き父への想いも語った。

▼ベルリン国際映画祭2026開幕、ミシェル・ヨーが感動のスピーチ

ベルリン国際映画祭2026のオープニングガラでは、シャルバヌー・サダット監督の『No Good Men(原題)』のワールドプレミア上映に先立ち、ミシェル・ヨーが名誉金熊賞を受賞。新作ショートフィルム『Sandiwara(原題)』でコラボしたショーン・ベイカー監督から、「画面に現れるだけで人々を惹きつける唯一無二の俳優」と紹介を受けた。

【動画】ミシェル・ヨー、ベルリン国際映画祭2026で名誉金熊賞を受賞

ヨーは舞台に上がり、「生涯功労という言葉は非常に大きく、終わりを意味するように聞こえますが、私はそれを一息つく瞬間、振り返る時間と捉え、そしてまた前に進むためのものだと思っています」と力強く語った。

■キャリアを振り返り次世代へメッセージ

ミシェル・ヨー、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より
ミシェル・ヨー、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より 写真:ALLYSON RIGGS/COURTESY OF A24

ミシェル・ヨーは自身のキャリアを振り返りつつ、映画への情熱や人生観を共有した。

「規律やダンスを愛し、限界なく夢を描くマレーシアの少女が、物語を通じてこれほど遠くまで旅するとは想像もしていませんでした。映画は矛盾や強さと弱さ、真剣さと遊び、コントロールと力を抜くことを同時に表現できる場所であり、私にただの仕事以上の、想像を超える人生を与えてくれました」

また、次世代映画制作者に向け、「自分が見えない存在だと感じたり、居場所がないと思っている若いアーティストの皆さん、あなたの声はすでに存在しています。違いを直す必要はありません。それがあなたの力です」とメッセージを送った。

■亡き父への想いに涙

ミシェル・ヨー、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より
ミシェル・ヨー、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』より 写真:ALLYSON RIGGS/COURTESY OF A24

授賞式の最後には、亡き父への感謝を述べ、会場を感動の渦に包んだ。「私は父を心に抱きしめています。父の持っていた規律や落ち着き、そして何事も全力でやり抜く信念を胸に。もし父が今夜、私が賞を手にしている姿を見たら、きっと微笑んでくれるでしょう」と語り、多くの観客がスタンディングオベーションで応えた。

▼ベルリン国際映画祭2026の見どころ

ベルリン国際映画祭2026の審査員長を務めるヴィム・ヴェンダース
ベルリン国際映画祭2026の審査員長を務めるヴィム・ヴェンダース 写真:Courtesy of Getty

開幕式ではニュージャーマン・シネマ界の巨匠、ヴィム・ヴェンダース審査委員長も登壇。自身の人生や映画体験を振り返り、「映画を真剣に楽しむのは大事ですが、他の人のことはもっと大切に考えて、自分のことはあまり重く受け止めすぎなくていい」と語り、会場を沸かせた。

ベルリン国際映画祭2026は現地時間2月12日から22日まで開催され、日本からは四宮義俊監督のアニメ映画『花緑青が明ける日に』が最高賞を競うコンペティション部門に出品されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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