エル・ファニング、初のアカデミー賞ノミネートに感激!「怖い役に挑戦するのが好き」
27歳で初めてアカデミー賞にノミネートされたエル・ファニング。ノルウェー映画『センチメンタル・バリュー』での演技が認められ、オスカー候補になった彼女は、光を浴びない役を演じたことに思わぬ共鳴を覚えたという。
「まさか自分が…」オスカーノミネート当日のおどろき
エル・ファニングは、ネオン配給の『センチメンタル・バリュー』での演技に対して、まさかオスカー候補になるとは思っていなかったと語る。授賞式シーズンにお決まりのセリフではあるが、彼女の場合は本当に予想外だったようだ。
「前日の夜は姉のダコタと外出していて、結構遅くまで遊んでいました」とファニングは笑いながら振り返る。ノミネーション発表があった1月22日早朝、彼女はぐっすり眠っていたが、携帯が光って目を覚ました。最初は映画全体への祝福メッセージだと思い込み、個人の助演女優賞ノミネートとは気付かなかったという。
「頭が混乱して、母とダコタに『起きて!多分私、ノミネートされたみたい!』って言いながら、まるでゾンビのように歩き回っていました」と当時の興奮を語る。発表のライブ映像を確認して現実を理解すると、その日はキャストやスタッフとともに祝福ムードに包まれた。
『センチメンタル・バリュー』は9部門ノミネート
本作は、助演女優賞にはインガ・イブスドッテル・リッレオース、助演男優賞でステラン・スカルスガルド、主演女優賞でレナーテ・レインスヴェもノミネートされており、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞も含め、計9部門に輝いた。
ファニングは特に編集賞のオリヴィエ・ビュッゲ・クッテへのノミネートをよろこんでいる。「編集者の存在が演技を支える大きな鍵になることを、プロデュースを通じて学びました」と語る。
「家族のようなチーム」とカンヌでの絆
ファニングによれば、同作のチームはカンヌ映画祭での公開以来、家族のような関係になったという。「みんなが一緒に祝福できるのは、本当に意味のあることです」と27歳の女優は目を潤ませる。
彼女は2歳で演技を始め、長年映画界で活躍してきたが、今回の経験は初めてのオスカー候補という点で格別だ。「仲間から認められることの価値は、実際に経験するまでわからない」と語る。
「怖い役に挑戦したい」—役者としての信念
今年は『センチメンタル・バリュー』と同日公開の『プレデター:バッドランド』も主演するなど、多彩な役柄を経験したファニング。「どんなプロジェクトが来るかはわからないけれど、幅広い挑戦をさせてもらえて幸運です」と語る。
彼女は若い頃から、キャラクターを型にはめられることを避けたいと思っていた。「怖がらせられる役、挑戦的な役に飛び込みたい。それが自分を成長させる方法だから」と語る。
役柄を通じて自分を見つめ直す

『センチメンタル・バリュー』で演じるレイチェル・ケンプは、アメリカ人女優として監督グスタフ・ボルグ(スカルスガルド)の映画に参加する役。ファニングはこの役を通じて、自分の若い頃を振り返る感覚があったという。
「長く演じていると、自分自身との関係も変化します。レイチェルを演じることは、自分にとって浄化の体験でした」と語る。 この役でのノミネートの皮肉も彼女は感じている。「仕事で悩むキャラクターが、最後には勇気を出して歩き去る姿が認められるのは、メタ的でもあります」と笑顔を見せた。
次の挑戦は姉ダコタとの共演作『The Nightingale』
ファニングは次作として、姉ダコタとともに制作・主演する『The Nightingale』に挑む。3月末に撮影開始予定で、COVID-19による延期やスケジュール調整を経て待望のプロジェクトとなる。「初日のシーンは泣くか笑うか、まだわかりません」とジョークを交えて語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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