「史上最悪の映画の一つ」ロザムンド・パイクが振り返る“キャリア終了寸前”の作品
『ゴーン・ガール』などで知られる俳優のロザムンド・パイクが、2005年のSFアクション映画『DOOM』出演当時を振り返り、「キャリアが終わるかもしれないと思った」と語った。同作は人気ゲームを原作にした映画だが、公開後は批評・興行ともに振るわず、本人にとっても苦い経験だったという。
『DOOM』出演は「完全に場違いだった」
パイクはポッドキャスト番組「How to Fail With Elizabeth Day」に出演し、『DOOM』の撮影時を回想した。
当時、彼女は『プライドと偏見』の撮影を終えたばかりで、穏やかな時代劇の世界から一転、火星を舞台にゾンビと戦うSFアクションに出演することになったという。
共演したのは、後に世界的スターとなるドウェイン・ジョンソン。パイクは当時の現場の雰囲気について次のように語っている。
「彼には常にトレーナーのような人がついていて、現場にはウェイトも置かれていました。銃が出てくるたびにゲームのファンにとっては神聖なもののように扱われていたんです」
一方で自身は「アクションスターとしてまったく準備ができていなかった」と感じていたという。
「完全に自分の快適な領域から外れていました。自分のレベルを超えていたと感じましたし、映画自体も完全に失敗作でした」と振り返っている。
ボンドガール後のキャリアに不安
パイクは2002年の『007/ダイ・アナザー・デイ』でボンドガールを演じ、ハリウッドで注目を集めていた。
その直後の出演作となった『DOOM』について、彼女は当時こう感じていたという。
「あの作品でキャリアが終わっていた可能性もあったと思います。おそらく史上最悪の映画のひとつでした。まさに大惨事だったと思います」
もっとも、実際にはこの作品がキャリアの転機になることはなく、パイクもジョンソンもその後それぞれ成功を収めている。
「自分はそのタイプのスターではなかった」
『DOOM』の経験は、パイクにとって仕事の選び方を見直すきっかけにもなったという。
当時の自分について彼女は、「ゲーム文化について十分理解していなかった」と語り、作品の世界観や役柄との相性を深く考えず出演を決めてしまったと振り返る。
また、当時のアクション映画に求められていた女性像についても言及した。
「あの頃のアクション映画の女性は“セックスシンボル”のような存在であることが求められていました。でも私はそういうタイプではなかった」
さらに、映画が失敗した場合、女性俳優が自分を責めてしまう空気もあったと明かす。
「作品が失敗すると、“自分が十分に魅力的ではなかったからではないか”と思ってしまうんです。でも実際には映画全体の問題だったのかもしれません」
結果として『DOOM』はパイクのキャリアを終わらせることはなく、彼女は後に『ゴーン・ガール』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、国際的な評価を確立していった。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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