スピルバーグ監督がトム・クルーズをべた褒め!「『トップガン マーヴェリック』はハリウッド映画業界の救世主だ」
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13日(月)、今年のアカデミー賞のノミネート候補者を対象とした食事会が行われた。そして、『フェイブルマンズ』(7部門にノミネート)のスティーヴン・スピルバーグ監督が、直接トム・クルーズ(『トップガン マーヴェリック』で6部門にノミネート)に賛辞を贈る場面がキャッチされた。
スピルバーグ監督は、「あなたはハリウッドを救ってくれた。そして、映画興行も救ってくれた。本当に、“マーヴェリック”が映画業界全体を救い出してくれた」とトムを大絶賛。一方、トムは首を横に振り、巨匠からの称賛に謙遜している様子だった。
かつて、『マイノリティ・リポート』(2002)、『宇宙戦争』(2005)でタッグを組み、スピルバーグ監督とトムは長きにわたり交友関係にある。
コロナ禍で、トムは『トップガン マーヴェリック』の劇場公開にこだわり、配給会社のパラマウントを懸命に説得したそうだ。結果、「マーヴェリック」は2022年のアメリカ国内の興行収入ランキングでトップに。さらに、世界的には約1,500億円もの興行収入を記録した。
また、『トップガン』の続編に加え、コロナ禍以降に劇場鑑賞を促進した作品として、マーベルの『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』(2021)が挙げられる。しかしながら、『トップガン マーヴェリック』は所謂“スーパーヒーロー映画”の枠ではない作品で、さらに中高年層の客足を取り戻すきっかけを作ったとされる。
※オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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