カンヌ国際映画祭 2023: カトリーヌ・コルシニ監督『Le Retour(原題)』、ショーン・ペン主演作『Black Flies(原題)』をラインナップに追加

ショーン・ペン 写真: ©SEBASTIAN REUTER/GETTY IMAGES
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24日、今年のカンヌ国際映画祭の“コンペティション部門”にカトリーヌ・コルシニ監督『Le Retour(原題)』とショーン・ペンが主演した『Black Flies』(ジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督)の2本が追加されたことが分かった。

コルシニ監督の最新作『Le Retour(原題)』は撮影現場である疑惑が浮上し、しばらく保留状態だったものの、カンヌでの上映が決定。同作の追加に関して、映画祭の関係者からコメントは出ていない。

ヴィルジニー・ルドワイヤンが主演を務めた『Le Retour(原題)』は、パリに住む裕福な一家に夏の間コルシカ島で彼らの子供たちを世話するように頼まれた女性の物語。そして彼女は2人の娘を連れて、ある悲劇的な出来事が起きて以来15年ぶりに島を再訪することになる。

ソヴェール監督のスリラー『Black Flies(原題)』には、ペンのほかタイ・シェリダン、キャサリン・ウォーターストン、マイケル・ピットやマイク・タイソンらが出演。シャノン・バークの小説を映画化した同作は、ニューヨーク市の救急隊員たちの姿を描いている。シェリダンが人命救助に情熱を燃やす新人隊員を演じ、ペン演じるベテラン隊員と様々な決断に直面していく。今作で、ペンはプロデューサーも務めている。

さらに“アウト・オブ・コンペティション部門”ではフレデリック・テリエ監督『L’Abbé Pierre – Une Vie de Combats(原題)』、“ある視点部門”ではウェイ・シュージュン監督『Only the River Flows(原題)』とアレックス・ルッツ監督『Une Nuit(原題)』の2本が上映予定。“スペシャル・スクリーニング”には、モナ・アシャシュ監督『Little Girl Blue(原題)』、サーラ・マニ監督『Bread and Roses(原題)』とジェニファー・ローレンスがプロデューサーを務めた『La Théorème de Marguerite(原題)』(アンナ・ノヴィヨン監督)が追加された。

その他、ロバート・ロドリゲス監督『Hypnotic(原題)』とキム・テゴン監督『Project Silence(原題)』の2本が“ミッドナイト・スクリーニング”にエントリーしている。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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