シネマコンで『Dune: Part Two(原題)』の予告編を初公開 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は“壮大な戦争映画”と宣伝

ティモシー・シャラメ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ゼンデイヤ シネマコンにて 写真: ©BRIDGET BENNETT/AFP VIA GETTY IMAGES
スポンサーリンク

25日、シネマコンで『Dune: Part Two(原題)』の予告編を初公開。ワーナー・ブラザースのプレゼンテーションのステージには、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴ、キャストのティモシー・シャラメとゼンデイヤが登場した。

「前作は静観的な作品でした。“パート 2”はアクションが盛りだくさんの壮大な戦争映画になっています。1よりもはるかに濃く、様々なロケーションも行いました」とヴィルヌーヴ監督は明かした。「前作の繰り返しにはしたくなかった。すべてが新しくなっています」また、前作は撮影の40%をImaxで行ったが、新作では全編Imax撮影に挑んだという。

主演のシャラメは自身のキャラクター、ポール・アトレイデスについて「最初の映画では、ポールは訓練生でした。そして続編で、ポール・アトレイデスはリーダーに、またフレメンの人々の救世主となります」と語った。

『Dune: Part Two(原題)』の壮大な予告編では、ポールがサンドワームに乗る姿や、新キャストのオースティン・バトラー演じるフェイド・ラウサのビジュアルも公開された。ヴィルヌーヴ監督はバトラーの役柄について「オリンピック級の剣の名手×サイコなシリアルキラー」と表現した。フレメンの群衆に向かって手を挙げるポールの映像で予告編は幕を閉じている。

その他、皇帝役のクリストファー・ウォーケン、イルーラン王女役のフローレンス・ピュー、マーゴット夫人役のレア・セドゥ、シシャクリ役のスハイラ・ヤコブが新たにキャストに加わった。またシャラメとゼンデイヤのほか、前作に引き続きレベッカ・ファーガソン、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、デイヴ・バウティスタ、シャーロット・ランプリングらが出演する。

前作でチャニとフレメンと合流したポール・アトレイデスは、一族を滅ぼした宿敵に対する復讐の旅路を辿る。最愛の人と世界の命運との間で揺れる中、ポールは自身が予知する悲惨な未来を阻止すべく奮闘する。

コロナ禍の影響を受け、劇場とHBO Maxでの同時公開に踏み切った前作から、約2年。『DUNE/デューン 砂の惑星』は、音響賞を含む計6つのアカデミー賞を獲得した。続編への期待値は高まるばかりだ。

フランク・ハーバートの原作を基に、ヴィルヌーヴが監督、共同脚本、プロデュースを兼任。その他、オスカー受賞歴を有するグリーグ・フレイザーが撮影監督を務め、音楽はハンス・ジマーが手掛けた。撮影は、ブダペスト、アブダビ、ヨルダン、イタリアで行われた。

『Dune: Part Two(原題)』は、アメリカで11月3日に公開予定。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

スポンサーリンク

Similar Posts