グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が北米でオープニング週末興収1億5,500万ドル 女性監督で最高記録を樹立

グレタ・ガーウィグ 写真: ©JOHN PHILLIPS/GETTY IMAGES FOR WARNER BROS.

『バービー』のグレタ・ガーウィグが、女性監督のオープニング興行収入記録を塗り替えた。同作は北米公開初週末で約1億5,500万ドルを稼ぎ、パティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』の記録(1億330万ドル)をはるかに上回った。2019年の『キャプテン・マーベル』は1億5,300万ドルで、アンナ・ボーデンとライアン・フレックの共同監督だった。

さらに『バービー』は2023年の最高初週興行収入を記録し、クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』(8,050万ドル)の上に立った。

バービー役にマーゴット・ロビー、ケン役にライアン・ゴズリングを据えた『バービー』は、出口調査によると女性が観客の約70%を占めているという。

2017年『レディ・バード』で単独監督デビューを飾ったガーウィグは、監督賞・作品賞を含むアカデミー賞5部門にノミネートされた。同作は、インディーズ系作品としては顕著な興行収入8,000万ドルを叩き出した。第2作目の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は世界興行収入2億1,880万ドルを獲得、アカデミー賞脚色賞の候補となった。

『バービー』の世界興行収入は、『ワンダーウーマン』の2億2,830万ドルを上回る3億3,700万ドルで幕を開けた。(ブリー・ラーソン主演『キャプテン・マーベル』は4億5,500万ドル)

『ワンダーウーマン』以前の最高オープニング記録は、2015年のサム・テイラー=ジョンソン監督『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(9,300万ドル)。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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