『ラ・ラ・ランド』チャゼル監督、『バビロン』大コケで“現実逃避”「不安な状態」

デイミアン・チャゼル 写真: AXELLE/BAUER-GRIFFIN/GETTY IMAGES

映画『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼルが、直近の監督作『バビロン』の興行不振について思いを明かした。

マーゴット・ロビーブラッド・ピットらが出演した『バビロン』は8000万ドルという高額な製作費のかたわら、初週北米興収360万ドルと惨敗。全世界累計興収は、6340万ドルという結果だった。

「もちろん、金銭的な面で『バビロン』は大失敗でした」とチャゼルは、ポッドキャスト番組で語り出した。「自分のクリエイティブな仕事に影響を与えないように努めても、ある程度は影響を受けずにはいられません」

「でも、多分大丈夫なはず。非常に複雑な思いを抱えているんです。今の自分には、この作品を作ることができないでしょう。全く分かりませんが、とにかく様子を見るしかありません」

「ずっと現実逃避していました。今は脚本執筆に集中しています。不安な状態にありますが、幻想は抱いていません。『バビロン』規模の予算はすぐには、少なくとも次作では得られないでしょうね」

チャゼルは2014年、映画『セッション』でオスカー3冠を獲得。2年後の『ラ・ラ・ランド』では、エマ・ストーンに主演女優賞をもたらし、自身も監督賞に輝いた。

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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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