ヴェネツィア国際映画祭: 審査員長デイミアン・チャゼルらが会見で「脚本家スト」のTシャツを着用

デイミアン・チャゼル 写真: COURTESY OF VITTORIO ZUNINO CELOTTO/GETTY IMAGES
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30日のヴェネツィア国際映画祭開幕に先駆け、会見に審査員長のデイミアン・チャゼルが登場。チャゼルは、審査員のマーティン・マクドナー、ローラ・ポイトラスとともに脚本家ストへのサポートを示すTシャツを着用し、会見に臨んだ。

Tシャツについて問われると、チャゼルは芸術作品は“パイプラインに流されるコンテンツの1つに過ぎない”という考えに抵抗感を表した。“コンテンツよりも芸術”、そして報酬は重要な問題だと語った。「人々はそれぞれの芸術作品に対し、報酬を与えられるべきだ」

ローラ・ポイトラス、マーティン・マクドナー COURTESY OF VITTORIO ZUNINO CELOTTO/GETTY IMAGES

さらに「ここに来たくても、来れない人が沢山いる。特に脚本家、俳優、スタッフにとって今は困難なとき。それを認識する方法を見つけたかった」と思いを明かした。

審査員にはその他、フランスのアリス・ディオップ監督、イタリアのジョナス・カルピニャーノ監督が名を連ねる。

イタリア映画『Commandante』のワールドプレミアで幕を開けるヴェネツィア映画祭。今年のラインナップには、マイケル・マン監督『Ferrari』、ソフィア・コッポラ監督『Priscilla』、ブラッドリー・クーパー監督『マエストロ: その音楽と愛と』、リュック・ベッソン監督『Dogman』、ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』などが並ぶ。

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※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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