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名優ショーン・ペン、アカデミー賞を欠席した理由を明かす「授賞式は居心地が悪い」――ウクライナ支援への思いとは?

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ショーン・ペン、アカデミー賞を欠席した理由を明かす
ショーン・ペン 写真:Pascal Le Segretain/Getty Images
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現地時間6月5日(金)、俳優・映画監督・作家・活動家として知られるショーン・ペンが第25回トライベッカ映画祭に登場。ペンは家族の訃報により2025年の同映画祭への出演を見送っており、1年越しの参加となった。

そのトークショーで、ペンは今年3月に行われた第98回アカデミー賞授賞式を欠席した理由について明かした。

ショーン・ペン、アカデミー賞を欠席してウクライナへ

ペンは『ミスティック・リバー』(2003年)と『ミルク』(2008年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。さらに昨年公開されたポール・トーマス・アンダーソン監督作『ワン・バトル・アフター・アナザー』のスティーブン・J・ロックジョー大佐役で助演男優賞を受賞し、3度目のオスカー獲得を果たした。

第98回アカデミー賞(2026)ショーン・ペンが助演男優賞を受賞!歴代最多タイ、3度目のオスカー獲得の快挙
ショーン・ペン、『ワン・バトル・アフター・アナザー』より 写真:Warner Bros./Courtesy Everett Collection

しかし、ペンは授賞式に姿を見せなかったことで話題になった。そして数日後、ペンはウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と面会していたことが明らかになったのだ。

ペンによると、『ワン・バトル・アフター・アナザー』の製作チームと協議した結果、授賞式への出席を見送ることで合意した。さらに、注目度を高めるため、あえてアカデミー賞の放送日に合わせてウクライナを訪問したという。

自撮りは“絶対NG”!ショーン・ペン流の人付き合いとは?

アカデミー賞授賞式を欠席した理由の一つとして、ペンは「大人数の集まりは苦手」だと語った。「もうあの場に行かなくていいんだと思えたから、少しは安堵感を覚えたよ。今年は初めてゴールデングローブ賞に出席したけど、その時に『これは無理だ』と確信したんだ。私にとって、アカデミー賞は居心地の悪さの象徴だった」

大人数の集まりを避ける理由について、ペンは次のように説明した。

「8人を超えるグループでは過ごさないようにしている。夜に2時間過ごすとしたら、1人あたり15分しか話せない計算になるからね。それ以上の人数になると、ただただ不安で憂鬱になる」

さらに、写真嫌いとして知られるペンは、観客に向かって「どんなに熱心なファンに頼まれても、私は誰とも自撮りしない」と断言した。「誰に頼まれても、自撮りなんてするべきじゃない。自分のためにも相手のためにもならない。魂を吸い取られるようなものだよ」

この発言に、会場は大きな笑いに包まれた。

しかしペンは、長い年月をかけて自身の性格が丸くなったと語る。若い頃には、カメラマンへの暴行や共演者との激しい口論などが報じられ、俳優としての評価に影を落とした時期もあった。しかし、そうした過去とは決別したという。

ペンは1980年代初頭に俳優としてのキャリアを歩み始めた。軍事ドラマ『タップス』(1981年)や青春コメディ『初体験/リッジモント・ハイ』(1982年)の脇役として注目を集めた後、よりシリアスな作品へと活躍の場を広げ、『ステート・オブ・グレース』(1990年)や『インディアン・ランナー』(1991年)で高い評価を獲得した。

そして2000年代には2度のアカデミー賞主演男優賞を受賞し、ハリウッドを代表する実力派俳優としての地位を確立した。

その一方で、暴力的なトラブルでも知られるようになり、罰金刑や拘留処分に発展したこともある。しかし、記者から「年齢を重ねて丸くなったと思いますか?」と尋ねられたペンは、こう答えた。

「この4年間、誰とも口論なんてしていない。そのコツは、誰かが怒鳴り始めても2秒以上聞かず、そのまま立ち去ることだ」

ウクライナ支援に尽力――ショーン・ペンが人道支援活動を語る

その後、ペンは世界各地の被災地支援活動でも広く知られるようになる。長年にわたり、言葉による発信や募金のみならず、時間や労力をかけ、現場での支援活動に取り組んできた。

2010年のハイチ地震を受けて設立した支援団体「J/P HRO」は、その後「コミュニティ・オーガナイズド・リリーフ・エフォート(CORE)」へと名称を変更。支援が十分に届いていない世界各地の地域に対し、緊急人道支援や復興支援を行っている。近年は、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援にも力を注いでいる。

ショーン・ペンがアカデミー賞授賞式の夜にいた意外な場所とは?
ショーン・ペン、支援団体「CORE」との新型コロナウイルス検査会場での活動にて=2020年8月 写真:Marrakech International Film Festival/AP/Chris Pizzello

ペンは観客に向けて、「ウクライナの人々はアメリカ人と何ら変わらない存在であり、現地で起きている現実は想像を絶するほど悲惨だ」と強調した。ロシアによる侵攻開始から4年以上が経過した現在でも、彼は最終的にウクライナがこの困難を乗り越えると信じているという。

また彼は、今年のアカデミー賞授賞式をウクライナで視聴していたことを明かした。授賞式の模様は、ウクライナ現地時間で午前2時頃から午前5時頃に中継されたため、睡眠時間を削って視聴したという。

ペンは「アカデミー賞を心から楽しめたのは初めてだった。本当に最高だったよ」と語り、笑顔を見せた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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